シマノ ライトゲーム CI4+ H190 RIGHT インプレッション [釣り道具]
シマノがガングリップを採用したライトゲームCI4+を出してきたときは、
暫く様子見だと思っていました。
なにしろ、
これが無ければもう釣りができないと言わんばかりの売り文句で出てきた機能が、
フェードアウトしてくことは珍しくないので、
こんな奇抜な物が普及するかどうかわかりません。
そのガングリップを使ってみようと思ったのは、
冬のライトヒラメで80号を使い、
時間の半分も竿を出していないにトリガーで指が痛くなったから。
宇佐美のカイワリでは80号、
かごの浮力があるので水中では六角錘より負荷がないとはいえ、
巻き上げで水が入った状態ではけっこう重いはず。
竿をHクラス(100号まで)にすれば体の負担が軽減されるはずですが、
ガングリップにすればより確実ではないだろうか。
ガングリップについては、手首の負担軽減が謳われていますが、
そもそもトリガーがないので指が痛くなるはずがありません。
それならば、トリガーがない竿を使えばいいのですが、デザインが・・・
(トリガーのないまたは小さい船竿はフォアグリップのあるので大仰で好きではない)
実は滑りやすいとか、落としやすいとか、問題があるのかもしれないけど、
それは使ってみなければわからない。
MH195は仕舞の問題があったけれど、H190なら130cm以内なので問題なし。
ちょうどオークションに使用数回というH190が出てきたので入手しました。
銀がメインになった現行モデル、
白を基調とした前作が好きだった私にはかなり残念です。
心配になるくらいの細さ、全体的な張り、
リアランサーライトアジで慣れたシマノらしい竿の感覚です。
潮の重さの変化、近くを魚なが通った気配、それを伝えてくれる感度はさすがシマノ。
これがわからないと、目隠しされているような気分になるのですが、
かといって、それが分かったからと言って釣れるわけではなく、
逆に焦燥につながってしまったりするので難しいところです。
ガングリップはとても快適。
違和感なくすぐに慣れました。
Hの73調子とはいえ、40cmくらいのサバがかかると引きを楽しむ事ができます。
しかし、自由に走られるような事はなく、
また、そのサバがダブルで掛かっても引き込まれるようなことはなく、
十分なパワーがあると思いました。
宇佐美の船宿では、ラークDXが装備されている事が多いのですが、
クランプを装着する位置に注意しないと、
ガングリップがラークに干渉してしまいます。
しかし、ガングリップが干渉しない位置にクランプを装着すると、
ロッドを脇に挟んだ時に丁度脇に挟み込む位置になってしまいました。
ゲームロッドはエンドグリップまでが短いので調整幅がありません。
エンドグリップにクランプを装着すると、
リールとリアグリップがラークから出るようになります。
セパレート部分に負荷がかかる心配と、
クランプの着脱がしにくく、
リアグリップギリギリにクランプを付けて、
ガングリップが斜めになるように竿を掛けていました。
2020-09-18 15:02
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