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シマノ ライトゲーム CI4+ MH195 RIGHT インプレッション [釣り道具]

DSC03902.JPG

リーディング 73 MH-190を買ったときに、
ガングリップに興味があったものの、
仕舞寸法が130cmがネックとなりライトゲーム CI4+ MH195を諦めていました。
しかし、冬のライトヒラメで80号を使い
時間の半分も竿を出していないにトリガーで指が痛くなったことから、
ガングリップを検討。
ポイントで普段使っているタカミヤのロッドケースHOSOMI130に入るかどうか試させてもらうと、
ティップカバーを着けなければギリギリ入りました。
それならば問題はクリア。
ただし、ガングリップ部分がキツクなりますが、
ダイワ ライトロッドケース 130Pならティップカバーを着けても入り、
ガングリップ部分も余裕があります。

剣崎のイサキに使ってみましたが、
リーディングに比べて竿から伝わる情報は多いです。
全体的に張りがあるライトゲーム、
穂先が柔らかく曲がるリーディング、
ともに73で同じ錘負荷の竿なのに、こんなに違うのは、思想の違いなのでしょうか。


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シマノ ライトゲーム CI4+ H190 RIGHT インプレッション [釣り道具]

DSC03963.jpg

シマノがガングリップを採用したライトゲームCI4+を出してきたときは、
暫く様子見だと思っていました。
なにしろ、
これが無ければもう釣りができないと言わんばかりの売り文句で出てきた機能が、
フェードアウトしてくことは珍しくないので、
こんな奇抜な物が普及するかどうかわかりません。

そのガングリップを使ってみようと思ったのは、
冬のライトヒラメで80号を使い
時間の半分も竿を出していないにトリガーで指が痛くなったから。

宇佐美のカイワリでは80号、
かごの浮力があるので水中では六角錘より負荷がないとはいえ、
巻き上げで水が入った状態ではけっこう重いはず。
竿をHクラス(100号まで)にすれば体の負担が軽減されるはずですが、
ガングリップにすればより確実ではないだろうか。

ガングリップについては、手首の負担軽減が謳われていますが、
そもそもトリガーがないので指が痛くなるはずがありません。
それならば、トリガーがない竿を使えばいいのですが、デザインが・・・
(トリガーのないまたは小さい船竿はフォアグリップのあるので大仰で好きではない)

実は滑りやすいとか、落としやすいとか、問題があるのかもしれないけど、
それは使ってみなければわからない。
MH195は仕舞の問題があったけれど、H190なら130cm以内なので問題なし。
ちょうどオークションに使用数回というH190が出てきたので入手しました。

銀がメインになった現行モデル、
白を基調とした前作が好きだった私にはかなり残念です。
心配になるくらいの細さ、全体的な張り、
リアランサーライトアジで慣れたシマノらしい竿の感覚です。

潮の重さの変化、近くを魚なが通った気配、それを伝えてくれる感度はさすがシマノ。
これがわからないと、目隠しされているような気分になるのですが、
かといって、それが分かったからと言って釣れるわけではなく、
逆に焦燥につながってしまったりするので難しいところです。

ガングリップはとても快適。
違和感なくすぐに慣れました。

Hの73調子とはいえ、40cmくらいのサバがかかると引きを楽しむ事ができます。
しかし、自由に走られるような事はなく、
また、そのサバがダブルで掛かっても引き込まれるようなことはなく、
十分なパワーがあると思いました。

宇佐美の船宿では、ラークDXが装備されている事が多いのですが、
クランプを装着する位置に注意しないと、
ガングリップがラークに干渉してしまいます。
しかし、ガングリップが干渉しない位置にクランプを装着すると、
ロッドを脇に挟んだ時に丁度脇に挟み込む位置になってしまいました。
ゲームロッドはエンドグリップまでが短いので調整幅がありません。
エンドグリップにクランプを装着すると、
リールとリアグリップがラークから出るようになります。
セパレート部分に負荷がかかる心配と、
クランプの着脱がしにくく、
リアグリップギリギリにクランプを付けて、
ガングリップが斜めになるように竿を掛けていました。


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ダイワ メタリア ライトアジ 180 インプレッション [釣り道具]

LTアジにメタルトップなんか必要なの?
メタリアからライトアジ専用竿が出ると聞いて、
ほぼ全ての人がそう考えたのではないかと思います。
私もそう思いました。
ライトアジBBやライトアジXでも十分な釣果が出ます。
50cmくらいのヒラメも上がります(目撃者談)

しかし、仕舞128cmはすばらしい!
ワンピース180cmやバットジョイント150cmにしなかったダイワの心意気(?)に敬意を表して買ってしまいました。
エアセンサーシートカッコいいし。

使う前は、極鋭カワハギやエメラルダス AGSのように、
メタルトップ部分だけが柔らかい竿なのかと思っていいました。
30号の錘を下げてみると、穂先全体が柔らかいく、
メタルトップ部分が完全に下を向きます。
トップが柔軟でトップ部分だけが曲がる、
リーディング 73 MH-190・Vに似た調子です。
竿全体が弧を描くリーディング 64 MH-190・Vとは全く違います。
もちろん胴自体はリーディング 73 MH-190・Vの方が強いので、
リーディング 73 M-190・Vが近いのでしょうか。

メタリアのプロモーションで気になっていたのが、


「アジのモタレあたりを明確に表現」
メタリア ライトアジ



モタレあたりってなに?


魚がエサを食ったときに、わずかに伝わる重みのこと。
D.Y.F.C 釣り用語辞典




「もたれ」と呼ぶ、ごくわずかな重み、わずかな違和感のあたりが出るようになる
江戸前考 ~釣った、食べた、少し考えた~




明確なアタリではない、
違和感や竿先がわずかにもたれる(まがる)ようなあたり

らしいです。
ライトアジを5年くらいやってきたけれど、そんなアタリを感じた事がない。
今まで使ってきたリアランサー ライトアジは、かなり手感度が良い竿です。
シコイワシやネンブツダイのアタリが明確に分かります。
潮の重さの変化、ラインの近くを魚が通る感じが分かります。
そんな事を伝えてくれる竿で分からなかったモタレというものが、分かるのだろうか?
いや、そもそも、手に伝わるアタリが鈍いからモタレになるのではないか?
そんな疑念を持ちつつ、メタリアを使ってみました。

この日はアジの型が大きく、30cmオーバーがほとんど。
35cmオーバーがポンポン出ました。
ところが、アタリがとても小さいのです。
アジが反転せず、竿先が少し動くだけのアタリ
そこで聞き合わせると、ズンッと重くなる。
もしかしてこれがモタレ?

ただし、メタリアでないとわからないかというと、そんな事はありません。
同じ日に初めて使ったサーベルマスターテンビンM165でもアタリが分かりました。
おそらくリアランサーでも分かるのだと思いますが、
リアランサーライトアジが登場してから7年の進化はありかもしれません。

40cm弱のアジが掛かると、さすがにパワー不足は否めません。
リールのドラグが滑って巻けなくなります。
それでもリアランサーに比べて20cm長いので余裕はあります。
10年前のSC小船ではなく、最新のリールを使えば、
巻き上げも余裕がでるかもしれません。



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がまかつ ラグゼ EGTR X S510ML-solid インプレッション [釣り道具]

2019-10-28 12.20.49.jpg
1.2kgが掛かっているときの曲がりです。
かなり胴の方まで曲がりこんでいますね。

前モデルのEGTR S510Mは、
軽さ、感度、ジャークのし易さ、
全てが今まで使ってきた竿の中で一番でした。
しかし、妻が使っていたEGTR S510Mで初めてティップの破損に直面し、
折れないSMTを使うようになりました。
それでも、EGTRを使いたいという気持ちがあり、
もう一度入手しようかと思っていた矢先にモデルチェンジがありました。
使ってみようという気持ちは固まったものの、問題はレングスとパワーです。
MにするかMLにするか。
510にするか65にするか。

FP志摩の谷口さんのブログを見ると、
EGTR Xは前作に比べると柔らかい事は間違いないようなので、
MLにするとかなり柔らかそうです。
現在のエメラルダス60L-SMTに比べて極端に柔らかいという事はなさそうですが、
ジャークに自信がないのでエギが動くだろうか。
今季は、がまかつもダイワもエギの安定性を打ち出してきています。
トレンドには間違いなさそう。
それを一番体現したのはMLの様だと受け取れました。

長さについては、セフィアの6フィート5インチが使い易かったので、
仕舞がコンパクトで、それくらいの長さが出てくれないかと思っていたら、
EGTR Xとエメラルダスの両方から6フィート5インチが出る事が分かりました。

うわー迷う。
破損の恐れを考えるとSMTは必要、だとすればエメラルダスか。
しかし、EGTRを使いたい。

決まらないままEGTR Xが発売されると、あれよあれよと売り切れになっていきます。
このままだと来期まで手に入らないかもしれない。

迷いを振り切り、EGTR X S510ML-solidを購入しました。

現物を見てみると。
まず穂先の細さにたじろぎます。
破損が怖いので、ティップカバーが必須だと思ったのですが、
細すぎて、被せるタイプのカバーも恐ろしいので、
横から挟むクレイジーオーシャンのティップカバーを買いました。

とにかく細い、そしてガイドが小さい。
暗い中でガイドに糸を通すのは至難の業です。
元ガイドはけして高くはありませんが、
風に煽られたラインがロッドに張り付くような事はありませんでした。

ジャークはとても楽です。
自分ではあまりよくわからないのですが、
動画をみると、胴がよく曲がっています。

400g、600g、1.2kgを掛けましたが、
600gでも寄せるのに苦労しました。
1.2kgは、ポンピングが必要でした。
柔らかい竿なので仕方がないのですが、
大きなイカだと苦労します。
ヴァンキッシュC3000を使いましたが、
ヴァンキッシュなら軽いので、
3000番(Cじゃない方)か4000番くらいがいいのかもしれません。

バラシが一回、横抱きが一回ありました。
竿が柔らかいのでアワセが効きにくいのかもしれません。
ただ、柔らかいと言ってもグニャグニャの竿ではありません。

穂先はとても繊細です。
波に合わせて上下しますが、
イカのアタリは、波とは違う動きになるので分かりました。

今年ニューモデルを出したがまかつとダイワ
双方ともエギを暴れさせない「安定性」を打ち出していますが、
方向は少し違うようです。

がまかつは、永田さんや谷口船長のコメントをみると、
EGTR Xは、ティップを長くして竿を柔らかくしてエギを安定させ、ブランクスは高弾性。
一方のダイワ、
私にはいつも住澤さんのコメントが分かりづらいのですが、
粘りと感度を両立させたと言いたいのかな。
サイトの説明を見ると粘りのあるブランクスでエギを暴れさせない方向のようです。

エギを安定させる事はシマノが以前から重要視して、
長めの竿を作ってきたきましたが、その有効性が証明された形かもしれません。

とはいえ、シマノも511というショートロッドを出してきたあたり、
トレンドには逆らえなかったという事ですね。




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シマノ サーベルマスターテンビン M165 インプレッション LTアジで使用 [釣り道具]

LTアジのギガアジ対策で購入しました。

スペック的には「ライトゲーム 73 MH-165」という感じだと思っていたので、
リアランサー ライトアジから持ち替えた時に違和感が少ないだろうと考えました。
当然、30号ビシではオーバーパワーで、
竿が跳ねたり感度が鈍かったりするだろうと想像していたのですが、
使ってみてびっくり、30号ビシでもティップが馴染んで安定します。
潮の重さもはっきりとわかります。

使用した日は、アジが反転せず、
それまで使っていたメタリアでは、
メタルトップの竿先がわずかに震えるようなアタリが多かったのですが、
サーベルマスターテンビン M165でも、小さなアタリを取る事ができました。
それでいて、30cmオーバーのダブルでも竿が負ける事はなく、
安定したリーリングができます。
なんて懐が深い竿なのだろうと驚きました。
これで20cmクラスのアジが掛かっても違和感がなければ、
LTアジは、これ一本でいいのではないかと思っています。




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ダイワ エギタコ X 180 と シマノ タコエギ BB S175 比較 インプレッション [釣り道具]

今シーズン、東京湾のタコエギで
エギタコ X 180 と タコエギ BB S175を使用しました。

ダイワは、数年前からテスターが積極的に発信をしていたエギタコですが、
シマノは竿を出したもののほとんど情報がなく、
比較の対象とする事が難しいくらいだったのですが、
エギタコXの在庫がなくて、まずタコエギ BBを使う事になりました。
しかし、穂先が柔らかすぎて、
二回目は、在庫が回復したエギタコXを使用しました。

タコエギ BB S175


川崎の堤防際の根掛かりの多い場所で使用しました。

船が流れ根掛かりの多い場所だったので、40号を中心に使用。
30号だと着底までのフォールがよくわからない状況でした。
根掛かりしても、完全に掛かってしまうまでわかりません。
タコを釣かける事はできましたが、
穂先が柔らかすぎる上にシェイクに対する追従が良くない印象でした。

後半、近距離の堤防の際に錘を入れていくような釣りになりました。
コントロールはとてもつけやすい竿でした。

エギタコ X 180


沖で根掛かりの無い貝殻の多い砂地で使用しました。
30号錘をキャストして誘って来る釣りになりました。
フォール中の錘の感覚、トップガイドを固定して竿先だけ持ち上げるようなシェイクなど、
かなり使い易く感じました。
着底直後のタコの乗りもはっきりわかります。
ただ、キャスト時にトップガイドへの糸絡みが結構な頻度で発生しました。

比較


穂先をまげてみると、
タコエギ BB S175に比べると、エギタコ X 180の方が、「いくらか」固いティップです。
ただ、その差は「比較してみればわかる」という程度です。
これにはびっくりしました。
実際に釣りをすると、タコエギ BB S175の方がかなり柔らかい穂先だと感じるからです。

1213.jpg
大きな違いは、ティップ部分のガイド
上 エギタコX
下 タコエギ BB S175
エギタコXの方が先端のガイド数が多いので追従性が良いような気がします。

シマノが先行する形で、タコエギ BBに穂先の柔らかいSを出しました。
ダイワも、穂先が繊細なメタリアとアナリスターのSを出してきたので、
柔らかい穂先がトレンドなのは間違いないようです。
ただ、タコエギ BB S175の穂先は柔らかすぎました。
もし根掛かりの無い場所でタコエギ BB S175を使っていたら、
違う印象になっていたのかもしれませんが、
現段階では、エギタコXがあれば十分だと思います。

もし最初の一本でタコエギ BBを使うのであれば、
S175ではなく普通の175の方がいいと思います。

エギタコXは、キャストで糸絡みが多発しましたが、
これは私の技術による所が大きいでしょう。
一方、近距離に打っていくような釣りも問題なくできると思います。

感度については明確な優劣はないと思います。
どちらも小タコの乗りが分かります。

エギの操作性はエギタコXの方が上だと思います。
特に私のような初心者は、
少し硬い穂先で小さくしっかりエギを動かした方が釣果に繋がると思います。


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ダイワ リーディング 73 MH-190・V インプレッション [釣り道具]

一年で三回しか使用できませんでしたが、
感想を書きたいと思います。


剣崎 イサキ


サニーFL60号
水深 20~60m

6月の仕立て船で、周りは80号のところで60号を使用しました。
まだウィリーのジャークがよくわからないので見様見真似でしたが、
周りの船でもほとんど釣れない厳しい状況で初のイサキを釣る事ができました。
特に感度が良いと思う事はありませんでしたが、
潮の重さは分かります。

アジ狙いの水深60mで水の入ったプラカゴ60号を巻き上げるとかなり疲れます。
この竿で手巻きだとこのあたりが限界かなと感じます。

イサキはこの竿を購入した目的の一つでしたが、
もう少し魚を掛けないとわからないという感想でした。


東京湾 LTアジ


アンドンビシ40号
水深 30~40m

10月のLTアジ船

ギガアジを主に考えていたので、
普通サイズのアジを釣るには明らかにオーバーパワーです。
とはいえ、穂先が柔らかいのでアタリは明確に分かるし、
バレが多いという事もないので、
釣りにならないという事はありません。

竿のパワーが違うので錘40号では当たり前ですが、
リアランサーライトアジに比べると、水中から伝わる情報が少ない。
潮の流れやビシが揺れが分かりません。

一旦ギガアジが掛かってしまえば、安心感は圧倒的にリーディング。
ギガアジの引きをいなして、リールのハンドルが滑る事もなく上がってきます。
それでも、掛けたあとに苦労するのは分かっていても、
リアランサーを選びたくなりました。
このあたりは慣れなのかもしれません。
水中の情報が多いからと言って釣れるわけではありません。
むしろ、アタリが的確に分かるのであれば、
無駄な情報の無い竿の方が疲れないような気もしました。

この竿を使いこなすためには、
穂先でアタリを取る事に慣れる必要がありそうです。

またギガアジの水面バラシが一回ありました。
リアランサーライトアジでは水面バラシはあまり起きないので、
引きをいなしきれず口切れが起こってしまったのかもしれません。

相模湾 イサキ・アジ


サニーFL60号
水深 10~50m

プラカゴ60号は、この竿のベストな負荷かもしれません。
たとえ20mといえども、水が入ったプラカゴはかなりの重さがあります。
これにウリンボウが二匹も付くとそこその負荷になります。
これ以上重く感じると手巻きでは辛いかもしれません。
サバやイナダが掛かってしまうと、
強引に巻いて引き上げてしまわないとお祭り必至ですが、
手巻きで強引に引き寄せられました。

水深45mくらいでアジが来た時は、
手にアタリが伝わる前に、竿先のかすかな震えから手に一気に引き込まれました。
初めて竿先のアタリを実感した瞬間でした。

そこからは、38cmのアジを安定して上げて来ることができました。
やはり安心感があります。
一方で、アタリはあるが針掛かりしない事がありました。
釣果を求めるのであれば、対策が必要かもしれません。

64 MH-190・Vとの比較


64 MH-190をまだ使っていないので陸上での比較になるます。
以前も書いた事がありますが、穂先は73 MH-190の方が柔らかくなっています。
簡単に言えば、64 MH-190は全体が曲がり、73 MH-190は穂先の下までが曲がるので、
同じ重さの錘を下げた場合は、
64 MH-190の負荷の方が強く感じるので、硬い竿のような感覚があります。

宇佐美のカイワリ


ギガアジと並んでターゲットだった宇佐美のカイワリはまだできていません。
来シーズンは、電動、80号のカイワリにチャレンジしたいと思っています。





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ダイワ エメラルダス AGS 60L-SMT BOAT インプレッション [釣り道具]

がまかつのEGTR S510M-Solid.Fと
エメラルダス 511ML-SMTに代表されるショートロッドは、
今ではすっかり主流になって、
和らかく長い竿にこだわった「先生」のシマノでも、
5フィート代を出さなくてはならなくなったようです。
一方、2019年のモデルチェンジで、
がまかつ・ダイワがともに、柔らかく低反発の竿でエギの安定性を謳って来た事は、
エギの安定性を強調してきたシマノの主張が正しかった事を裏付けているのかもしれません。

がまかつ・ダイワが、
6フィート、6フィート5インチ、7フィートをそろえてきた事で、
今後ティップランロッドは、この3種に集約していくのでしょうか。
ダイワもシマノも6フィート6インチとか7インチとか8インチとか、
微妙な長さを出していました。
せっかくグレードが違うのだから長さを変えたいとか、
他のメーカーと被らないようにとか、
色々思惑はあるのかもしれませんが、
これからは、他と被ってもロッドのグレードが違っても長さは同じでいいんじゃない?

私が初めて使ったロッドは、バレーヒルのレトロマティック RMS-63Sでした。
元ガイドが低く風でラインがブランクスに張り付てしまう以外は、
使いやすいロッドでしたが、
EGTR S510Mを使った時は、その使いやすさの本当に驚きました。
軽さ、感度、ジャークのし易さ、
全てが今まで使ってきた竿の中で一番だったと思います。
本当であればEGTR S510Mを使っていたかったのですが、
妻が使っていたEGTR S510Mで初めてティップの破損に直面し、
コスト的に難しいと思わざるをえませんでした。
そこで、「折れない」エメラルダス 511ML-SMTを使うようになりますが、
511M-SMTに柔らべると柔らかくなったという 511ML-SMTでさえ、
EGTR S510Mに比べると棒を振っているような感じで、しっくり来ませんでした。
それに、問題はやはり仕舞寸法です。
ワンピースで180cmの511ML-SMTはやはり嵩張る。

そこに登場したのが60L-SMTでした。

60L-SMTは511ML-SMTより穂先は固く、全体は柔らかい竿です。
Lパワー(45gまで対応)ですが、
30gを中心に、それ以上ならばベイトを使う事を前提にしていました。
しかし、糸ふけを出さないタッチアンドゴーをするためには、
35gを中心に45から50g程度を使う事になってしまいましたが、
アントラージュS3(43g)やダートマックスTR30g+シンカー20gが十分使えました。

適度に胴が入ってくれるのか、EGTR S510Mほどでないにしても、
511ML-SMTよりはジャークがしっくりきます。

糸ふけを出さないタッチアンドゴーを試した時は、
7フィートのロッドも持っていきましたが、竿に角度がつけられないので着底が分かりにくく、
6フォート程度にするのが良いようです。




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エメラルダス AGS 62MB-SMT BOAT インプレッション [釣り道具]

始めは、お助けリグ専用で使用していましたが、
波が高い時は、重くしたエギ単体でも使用しています。
エギ単体で使用しても着底に神経を使わなくていいので楽です。

そもそも、ティップランは、
落とす・ジャーク・ステイの繰り返しなので、
ベイトの方が向いているのではないかと思っていました。
問題は、ベイトでは細いPEが使えないのでエギを重くしてくてはならない事。
エギはなるべく軽い方が良いというのが定説だったので、
フォールで抵抗がなく、細い糸が使えるスピニングが圧倒的に有利で、
あえてベイトを使う利点は無いと言われてきました。
しかし、必然的に重くなるお助けリグの登場と、
深場で重いエギを使う場合のベイトの有用性が見直されて行きました。
(メーカーの戦略もあるでしょうが)
決定打となったのは、がまかつの永田さんやFP志摩の谷口船長が提唱する「タッチアンドゴー」
糸ふけを出さずに着底後直ぐに底を切る為には、エギを軽くする必要はありません。
また、ベイトリールの進化で、PE0.6号を使っても全くトラブルがありません。
そうなると、立ち上がりの早いベイトはには有用性があると思います。
事実、昨年の宇佐美では、エギ単体で着底後すぐにアタリがありました。

エメラルダス AGS 66MB-SMT BOAT
デッキステージ EGTR B62MH-Solid.F
エメラルダス AGS 62MB-SMT BOAT
セフィア エクスチューン レッドデビル B605MH-S
を使ってきましたが、現在のところ62MB-SMTに落ち着いています。

66MB-SMTと比較


66MB-SMTと比べるとSMTが硬い感じがありますが、
お助けリグを使う限りティップの曲がりがそれほどの差になるとは思えませんでした。
あえて言えば、早いジャークは62MB-SMTの方が楽かもくらい。
潮が流れていない状態であれば双方に大差はありませんが、
波が高い時は66MB-SMTくらいの長さがあると気持ちが楽です。

私の車は仕舞が130以内であると積載がとても楽なのですが、
152cmという仕舞の不自由さを我慢してまで使用するメリットは感じませんでした。

EGTR B62MH-Solid.Fと比較


62MB-SMTはEGTR B62MH-Solid.Fに比べても穂先にハリがあります。
この二つは非常に似た印象で、
EGTR S62MH-Solid.Fのメリットはスパイラルガイドですが、
それだけなら折れないSMTの62MB- SMTでいいのではないかと思います。

B605MH-Sと比較


沖縄の深場アオリまで想定して140gまで対応しているので、
シャクリと同船して相模湾で春の大物を狙う時に使えないかと思い手に入れました。
B605MH-Sも、ティップだけが曲がる62MB-SMTやB62MHとはかなり調子が違い、
ティップの下も曲がります。
60gを下げるとティップが大きく曲がる62MB-SMTよりも余裕があります。
竿の作りが非常に良く、ティップ・ブランクスともに信頼感があります。
しかし、相模湾の春アオリは厳しい東京湾の方が釣果が良いので、出かける機会がなかった事。
155cmという仕舞の不自由さを考えると、やはり不便で手放しました。



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シマノ 06 サーフリーダー 405 CX 並継 [釣り道具]

1029.jpg

#2が2回折れてしまったトーナメントキャスター、
1回目は運よくすぐにグリップの状態は悪いものの#2がきれいな中古が見つかり、
#2を入れ替える事ができたのですが、
今度はなかなか見つからず、
少し前にサーフリーダーを売却してしまったので、投げ竿が無い状態。
サーフリーダーを探してみたら、状態の良い物があったので購入しました。

トーナメントキャスターに慣れてしまうと、すごく太く感じました。
アタリの感度はトーナメントキャスターには及びません。
それでも、このメタリックブルーのサーフリーダーは、
下田に通って鱚に熱中した頃に使っていた竿なので手になじみます。

いづれはプロキャスターを買うつもりだったのですが、
年数回になってしまった投げ釣りには、この竿でも十分以上で、
結局2016年から使い続けています。





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