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シマノ セフィア CI4+ Boat S611ML-S [釣り道具]

「ショアのエギングのようにびしびしとロッドをしゃくらなくてもいい」
それなら出来るかもしれないと始めたティップラン

初チャレンジで釣果があり、すっかり気に入ってしまったのですが、その後は渋く、
ボウズの時に同船した方が、
エギを大きくしゃくってからリールを巻くウィリーのような釣り方で釣果を上げていた事、
二階屋丸でイカ先生が釣果を出していた事、
それを見て、東伊豆では大きなシャクリが有利なのではないかと考えて、
イカ先生のスパイラル=ティップエギングをするべく購入したのが、
セフィア CI4+ Boat S611ML-S

まず竿の柔らかさにびっくりします。
511ML-SMTやRMS-63Sより柔らかい感じ。
他メーカーの竿に比べて、ティップのソリッド部分が柔らかく、そして格段に長いので、とても柔らかい竿です。
船竿で馴染んだタフテックは、ちょっとの事では折れないという安心感があります。
バッドも同負荷の他メーカーの竿に比べると柔らかくなっています。
細身で、構えるととても良いバランスです。

1410 8号.jpg
錘8号

1410 15号.jpg
錘15号

テップランのロッドには、
柔らかいティップでアタリを出すという方向の竿と、
張りのあるティップを自分で曲げてアタリを出すという考えの竿があります。
前者はレトログラード等で、その究極にSMT、
後者はEGTRやレトログラードの68S-Jですが、この竿は前者
ということは、タフテックの剛性があるので、
EGTRはもとより、レトロマティックやオーシャンソード等に比べても、
扱いに神経質にならなくて良いので、使いやすい竿だと思います。

竿の長さにビビりながら使ってみますが、上手くしゃくれません。
イカ先生のように竿が立つくらいまでしゃくると、次のしゃくりでテンションが抜けてしまう。
ティップランのように肘を支点にしゃくると、
ソリッド部が長くバッドがティプランのロッドに比べ柔らかくいのでエギが動かない。
多分、イカ先生のような大きなシャクリができないと使えない竿なのだと思います。

初使用で一杯かけたものの、持て余してしまい、
二回目では、ラインをセフィアS5の0.5にしたのが悪いのか、
大きなシャクリをしようとしたのが悪いのか、ライントラブルが連発。
ただライントラブル連発と言っても、穂先に糸が絡んだのは一回だけ、
それも破損するような気配は全くなかったのは本当にさすがだと思いました。
しかしこれで、スパイラル=ティップエギングに対してもこの竿を使う事にたいしても、
すっかり気力がなくなってしまいました。

そうなると、
カラーの少なさで迷う事がないのでとても気にいっていたアントラージュに対しても疑問がでてきました。
もしかしたら、スクイッドシーカー等と違い、大きくしゃくらないと動かないのかもしれない。
だとした「ティップラン」には向かないエギなのかも。
エメラルダスボートは、ドラグユルユルにしたショアエギングのようなシャクリでも、
住澤さんの様なジギング的シャクリでも釣れるのを見ているので、汎用性が高いのかもしれません。

スパイラル=ティップエギング
僕には無理だった、何より楽しくない。
元々シマノが好きだし、デザインも好みだし、タフテックソリッドに信頼もあるだけに本当に残念です。

この竿は手放しましたが、アントラージュはスクイッドシーカーと併用して様子を見ようと考えています。



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