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ミニ兜 井伊直政 [雑記]

ディスプレイしているコレクションのミニ兜を変えました。

2016-12-19 00.02.45.jpg

左 井伊直政 総朱天突脇立兜 加藤一冑作
右 井伊直政 総朱五枚鉢兜 加藤一冑作


真田丸が終わりましたね。
元々私は、草燃えるを見て歴史に興味を持ったのですが、
毎週決まった事をするという事が難しい性格なので、いつしか大河ドラマを見なくなっていました。

真田信繁は以前から好きな武将なのですが、
三谷幸喜氏の作品があまり好きではない事と、
新撰組が面白くななかった事があり、初めは見ておらず、
たまたま見た回も堺さんや長澤さんの演技がどうしても時代劇として違和感があり、
特に木村佳乃さんの役がまったく受け付けられず、ドロップアウトしました。

次にたまたま見たときに、松岡茉優さんが出ていまして、そこからまた見始めたました。
それでも、冷静に考えれば松岡茉優さんの若さには違和感があるのですが(大阪の陣の頃の竹林院の年齢は35才くらいではないかと)
かわいいからいいです。

堺さんの演技も家康襲撃あたりから、違和感が無くなってきたと感じました。

信濃国衆の葛藤、真田丸が堅牢な砦、道明寺に霧が出ない等、
今回の真田丸は、
黒田基樹氏・平山優氏・丸島和洋氏ら東国の戦国大名や国衆(まさに黒田氏が再定義した)の統治や外交など、
資料の積み上げから見えてきた近年の戦国期の研究成果を上手くとりこみなが、
ドラマとして構成した面白い作品だったと思います。

西股総生氏が監修した合戦シーンも最近の研究を取り入れて視覚化されていいました。

特に印象に残ったのは、
歴史というのは当事者の思惑を外れた偶然が重なり、
大きな流れができてしまうということがよく表現されていた事でした。

当事者は常に限られた情報のなかで起こる事象に対応していきます。
結果だけ見れば、全て思惑通りだった、適切な判断ができなかった、という評価になる事も、
当事者にとっては、
成功しても不本意だったり、失敗しても最善の選択であったり、したのでしょう。




さて、井伊直正の兜を飾ってはみたものの、ファンタジーとなるであろう次の作品は多分見ないだろうな。
二時間くらいの映画なら面白い題材かもしれませんね。




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ありんこぶた

全く同じで笑っちゃった。
私も三谷幸喜の新撰組がダメで、期待してなかったんだけど。
個人的には直江状を読み上げた後の上杉景勝の顔にハマったわ^_^
by ありんこぶた (2016-12-26 22:30) 

evergreen

当て書きするみたいだから、
今回は色々人にハマる要素があったんだろうね。
by evergreen (2017-01-16 16:36) 

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