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初カイワリ 二階屋丸 [船釣り]

データ


於:宇佐美 二階屋丸
日:2020/7/24
時:4:30-10:30
同行:妻

道具


ライトゲーム CI4+ H190 RIGHT
フォースマスター600 PE2号 リーダー4号
サニービシ FL 80号
ヤマシタ クッションゴム 2mm 20cm
ハヤブサ 船宿特製 ウィリー五目仕掛 チヌ2号 ハリス2号 2.8m
ハヤブサ 船宿特製 ウィリー五目仕掛 チヌ3号 ハリス3号 2.8m


釣果


カイワリ 2
アジ 2
レンコダイ 4
メバル 1
サバ 多数

念願のカイワリ


カイワリという魚を知っているでしょうか。
アジの仲間で、
形はメッキ(ガンガメアジやロウニンアジの子供)に似ていますがさらに体高があり、
味は美味と言われていますが、魚屋でも寿司屋でも見かけた事がありません。
相模湾や内房では、マダイやイサキに交じって釣れる事があるようですが、
専門に狙っているのは、南房洲崎と、ここ宇佐美くらいです。

カンパチやシマアジを釣るのは大変なのでなんとかカイワリを釣って食べたい。
そう思い続けていましたが、
80号で90m以上を狙うので、それなりの道具立てが必要です。
しかし道具の進化は大したもので、
ライトゲームロッドと小型電動で狙えるようになってきました。
PE2号でもお祭りさえなければ成立するのではないでしょうか。
竿はMH(80号まで)でもできそうですが、今回は安全にH(100号まで)を用意しました。

当日、2時に出発して4時40分ごろに到着。
熱海ビーチラインが170円も値上げしていてビックリ。

船に乗り込むなり
「最近サバが元気すぎてカイワリの調子が悪い」
という船長の言葉
先が思いやられます。

最初のポイントは初島沖水深90m
釣り方は、底から2m巻いて80ピッチくらいで10mまで。
僕のリールはハンドル一回転53なので、1回転半と2回転でやりました。

するといきなり妻にサバが、続いて大アジ
私にもドドドドというアタリがあってアジとサバのダブル
今まで釣ったアジとは大きさも太さもけた違いだ!

DSC03955.JPG
計ってみると、メジャーからはみ出てしまう43cmオーバー
自己記録は間違いないのと思ったのだけど、
以前米元で釣った43cmの記憶とは大きさも太さもあまりに違うのに、
実測はあまり変わらないので驚き。

こんなアジが釣れるならそれもいいか、と思っていたのに、そのあとに釣れて来るのはサバばかり。
それも45クラスがほとんどで取り込みにも苦労する。
仕掛けを引き抜こうとするとサバが暴れて針が指に刺さったり。
サバをリリースしていると、エサに使いたいので欲しいという船長
ここからサバ漁が始まりました。

着底前に食われてビシが止まったり、
着底直後に食いあげられてたり、
しまいにはサバトリプルも。

なんとか小型のアジを一匹追加

DSC03960.JPG
サバの間隙に沖メバルとシキシマハナダイ


8時頃に宇佐美峠付近に移動
水深も浅くなって30m前後
相変わらずサバが多いのですが、潮止まりの一瞬アタリがなくなりました。
すると、底から4mくらいでドドドドというアタリ、これは良いアジっぽい。
見えたのは平らな魚体、これは!

DSC03963.JPG
念願のカイワリでした。
船長すっかり諦めてアジのポイントでもやってるのかと思ったら、
カイワリポイントだったんですね。

次の投入では同じ4mで小さいカイワリが釣れました。
これは時合かと思いきや、次の投入ではまたサバが釣れてしまいます。
浅場のサバは元気がよくて、水面まで来ると扇状に走ってジャンプ!
お前はシイラか!

宇佐美沖に移動しながら終了までにレンコダイを4匹、うち小型を2匹リリースしました。

DSC03967.JPG
サバ漁の釣果です。

DSC03968.JPG
カイワリ・アジ・レンコダイ

今回はマサバとゴマサバを義父の為にキープしていたので届けることになり、
釣ってきた魚で夕飯になりました。

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義父がひいたカイワリ
脂がのっていて、コリコリとした食感、これは旨いな。

アジは刺身で、翌々日はフライにしましたが、これも脂があって東京湾に劣らない旨さ。
レンコダイは塩焼きにしましたが、皮の香りがとても良くて、これもおいしかったです。


ウィリーに苦手意識があったのですが、なんとカイワリが釣れてよかったです。
それにしてもサバにはまいりました。
コマセを入れない、オキアミをつけないなど、
寄せいない工夫をしても食ってくるサバには本当に困りました。

80号のビシはかなり重いです。
MHでもできない事はなかったでしょうが、Hをもって行って正解でした。


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