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小田和正コンサート 横浜アリーナ 2014/08/05 [雑記]

横浜アリーナの小田和正コンサートに行ってきました。

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今回はPRESS(ファンクラブみたいなもの)の先行販売が当選しました。

いつもであれば、
彼女の休みの予定が二ヶ月前でないと分からないので申し込む事が出来ないのですが、
今回は、初めて彼女が勤務希望を出しました。
なかなか通らない勤務希望を認めてもらえたのも、
普段の彼女の貢献が認めれれているという事でしょう。

17時半ころに到着。
席はアリーナA 20列 29番
おお!ステージ正面でした!

場内の自動販売機で飲み物を買うと210円・・・
外で買ってくるんだった。

三年前に比べても高齢の観客が多くなったと感じます。
自分もその分年をとったのですが。
僕たちの席は通路に面していましたが、
通路を挟んで斜め前に酸素を持ったおじさんがやってきました。
「大丈夫かな?」
彼女は仕事柄気になるようでしたが、それが後で影響するとは。

「そんなことより 幸せになろう」でスタート
「キラキラ」で声がかすれるような感じ。少し不調かな?

彼女は既にウルウルきているようで・・・

「やさしい風が吹いたら」
テレビで聞いていてもあまりいい歌だとは思いませんでしたが、
生で聞くと言葉が染みます。

ご当地紀行「明治村」の映像を見て、どこか懐かしい「この街」
弾き語りの「東京の空」

ご当地紀行はマリンタワーから
お嬢さんから「~の娘です」と声をかけられて「ああ」と話をあわせるものの、
外に出て「誰だっけ?」ってヒドイ
フランス山の階段を上って港の見える丘公園
聖光学院ではオフコースの結成メンバーである地主道夫氏が待っていました。
その後、三渓園・金沢の海の公園・称名寺・野島公園

「愛になる」
後半が始まります。

「the flag」

コンサート終了後、会場前の車道を、警備員の制止を無視して、車の通行を止めて、
横断する「おじさん・おばさん」たちが居ました。
彼らはコンサートで何を感じたんだろう。

小田和正の歌に常に流れる事、
「自分を自分が大事な人守る」ためには、
まずルールを守る事が必要なんじゃないだろうか?

人間が生きる事は奇麗事じゃすまないけれど、
仕事だからとかみんなやっているからとか、
法やルールをながしろにする社会を作ってきたのは彼らの世代じゃないのか。
自分の世代に向かって小田和正が投げかけるメッセージは少しも彼らに届いていない。

「風と君を待つだけ」

それでも彼は(小田和正)彼らを糾弾したりはしない。
だからこそ、彼らの世代は、そのメッセージを受け止めるべきではないのだろうか。
せめて、コンサートが終わった次の日、いや数時間後くらい、自らの省みるべきではないのか。
さだまさしみたいに「信号を守ろう」と言わなければならないのだろうか。

「愛を止めないで」
「YES-NO」
やっぱり、僕には小田和正=オフコースなんです。
オフコースのコンサート行きたかった。

「ラブ・ストーリーは突然に」が終わり、会場に静寂が戻ります。
MCの時、ピー・ピー・ピーとアラームが鳴り出しました。
それが何か分かった人は少なかったようですが、彼女はすぐに「おじさん」の方に注目。
なんと酸素が切れた警告音でした。
曲が始まってもごそごそとチューブを外しているおじいさん。
同行のおばさんは全く気にていない。

「言葉にできない」が始まっても、
彼女はすでにコンサートどころではなくなっているのが分かります。
後から聞いた話では、
呼吸数を数え、肩の上下が大きくなっていないか、
発汗が増えていないか等を観察していたようです。
こうなるとこっちも腹をくくらなければ。
なにかあったら、横に出来る場所に移動して、
彼女が容態を見ている間に警備員を呼んで・・・
結局その後何事もありませんでしたが、
彼女にとっては不運な出来事でした。

病気は仕方がない。
でもコンサート中に酸素が切れないように準備は出来ると思うのです。
彼女のような医療従事者は、いつも回りの事を気にしています。
その事をわかってもらいたい。
誰かがきっと見ている。
困ったときは助けてくれる。
だから自分ができる事はしてもらいたい。
僕は、いつも彼らの世代に傲慢を感じるのです。

「今日も どこかで」

最後の曲は「やさしい夜」

アンコールでは、
「横浜アリーナは25周年らしいですが、オフコースも解散してから25年です」
(横浜アリーナは1989年4月開業、オフコースは1989年2月解散)
と始めた「もっと近くに」

アンコールの最後は、横浜ならではの「my home town」でした。

今年は、僕と彼女にとって大きな決断をした年になりました。
彼の歌で、色々な事を再認識しました。
きっと良い思いでになると思います。


※曲順
そんなことより 幸せになろう
キラキラ
やさしい雨
Re
やさしい風が吹いたら
二人
この街
東京の空
たしかなこと
たそがれ
明日
その日が来るまで

愛になる
the flag
風と君を待つだけ
愛を止めないで
YES-NO
ラブ・ストーリーは突然に
mata-ne
言葉にできない
彼方
今日も どこかで
やさしい夜

もっと近くに
ダイジョウブ

今のこと
YES-YES-YES
hello hello
my home town


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コメント 3

シゲ

びっくりしました!
ワタシなんか、どんな体調の人がコンサートに来ているか、
想像したこともないですよ。
あらゆるシーンで、医師や看護師の行動には
頭が下がりますね。
by シゲ (2014-08-07 12:31) 

ため息の午後

私も小田さんのコンサートはほとんど出かけていますが
今回はチケットを取ることができませんでした(涙)。
彼女さん、ゆっくりとコンサートを楽しめなくて残念
でしたね。頭が下がります。
by ため息の午後 (2014-08-10 07:26) 

evergreen

シゲ さん
職業だと言ってしまえばそれまでですが、
それくらいの職業倫理と注意力が必要な仕事なんですね。

ため息の午後 さん
それは残念でしたね。
追加公演があると良いのですが。
by evergreen (2014-08-18 12:19) 

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