下田 強風に負けた

於:下田　和歌の浦・犬走
日:2013/9/28
時:7:00-11:30
同行:彼女

道具
キャスティズム23-365
AR-C エアロ Ci4 4000XG PE1.5
堤防遠投デカアジ6号　錘15号

AR-C Type XX S1000M
AR-C エアロ Ci4 4000XG PE1.5
サルベージ85ES
コルトスナイパースリム 40g
スピンガルフ30g
飛ばしサビキケイムラ6号　錘10号

釣果
なし


9月は、月初に下田行ったものの、
その後は彼女と休みが合わず、月末になってしまいました。
今回は日帰りで下田なので、前日に寝ておかないと帰りが辛くなります。
帰宅後、釣具店で仕掛の補充。
いつもは持ち物に迷って準備に時間がかかるのですが、
今日はすんなり決まり、22時ごろ就寝。
4時ごろ出発の予定でいましたが、
思ったより深く眠れたのか目が覚めてしまい、3時ごろ出発しました。
海老名で食事をして、平塚PAに大福の様子を見によりました。

丁度稲取の誇宇耶のを通りかかると、
センターライン付近にネコが轢かれて横たわっていました。
そのままにもしておけず、車を止め、路肩に移動しました。


下田到着は7時ごろ。


和歌の浦に来てみると、物凄い風でした。
用意をしようにも三脚がすぐに倒れ、これではエサ付けもままならない。
アタリも分からないでしょう。


僕は、投げを諦め、キャスティズムで投げサビキ。
沖には大小の船が固まって右往左往しているので、魚の群れがいると思われるのですが、
さっぱりアタリがありません。


ネコハウスの周辺は全く風がなく、暑いくらいです。
遊歩道のカーブを一つ曲がると、全く風がなくなり途端に暑くなるのでびっくりします。


しかし海側になると、ネコも飛ばされそう。

風に耐えかね、犬走に移動しました。


大島沖の貨物船事故で転覆した船が下田沖に曳航され、捜索が行われていました。
波は高くありませんが、風がすごいので、捜索の苦労が察せられます。
行方不明の方の発見を祈りつつ、海保に事故がない事を願うばかりです。


海保前には、中継車がとまり、船着場の駐車場も報道関係の車で一杯。

深刻な顔で中継していたレポーターが、終わると同時に軽口を始めたり。
いや、顔が緩むなら緊張が解けたと好意的に解釈する事もできるけど、
まるでオフィスでPCの前にいるような無表情な顔になるレポーターには、寒気を感じました。
彼は、実は、この場に居て何も感じていない。
作られた緊迫感にあっけに取られます。

たしかに、多くの人の命の関わる事故だから、重要な事に違いない。
でも、毎時間中継をしなければならないような事なのだろうか。
だとすれば、この現場の事務的な空気は何なのだろうか。
僕達はいつも、
「私たちはニュースを伝えています」というテレビのアリバイ作りに付き合わされているのではないか。
そんな虚しさを感じてしまいます。


今日は、本当に久しぶりに、サビが姿を見せました。
何ヶ月ぶりだろう、元気にしてた？


弟は相変わらず人懐こい。


お兄ちゃんも顔を見せて、お母さん譲りの頭突きをしてきます。

犬走の風は、和歌の浦より弱いのですが、
それでももう投げる気にはなれず、ルアーを取り出しました。
スピンガルフで底を探りつつ先端まで移動。


先端で投げサビキ
しかに僕には何のアタリもありません。


彼女は、サルベージでハタを釣りました。
オオモンハタか？ホウセキハタか？
こんな底物も釣れるのですね。
彼女には、何回かバイトがあったようです。

戻ってくると、島側の近場のカゴでパタパタとソウダガツオがあがりました。
投げサビキとルアーで狙ってみるもアタリなし。
カゴもその後は、釣れていませんでした。

空腹になってきたので終了し、稲取の誇宇耶へ。
心苦しいながらも、朝、路肩に寄せたネコの処理をお願いすると、
快く引き受けてもらい、お礼まで言われてしまいました。


いつもの辛味大根蕎麦


セイロ追加

お腹が膨れると、あとは眠気との戦いです。
伊東で彼女がネコと遊んでいる間、仮眠しました。


美人とウス
伊東では、また子ネコが生まれたそうです。


この子は、去年の生まれたネコ。
物怖じしない子ネコで、僕の靴の後ろにハマったりして、
目が見えないのではないかと心配しました。
なんとか成長しています。（カッコよくなってる）


多賀の長浜公園に差し掛かると、オールドな車達が並んでいます。
帰宅して調べて分かったのですが、熱海HISTORICA G.Pというイベントでした。

帰路は、16時ごろ通過した東名町田付近で少し渋滞がありましたが、ほぼ順調でした。

コメント 6

10年くらい前かな。
富士で解体中のビルの崩落事故があったのね。
車に乗っていた母親と男の子が下敷きになって亡くなったんだけど、被害にあわれたのは近所の親子だったのよ。
どこでどう誤解されたのか、夜中中うちにマスコミが押しかけてきた。
うちの息子と同じ保育所だと誤解してたみたい。

面識はないけど、近くの幼稚園に通う子だと知って、そこに通うお宅を紹介したんだけど、当てが外れたテレビ局のレポーターは露骨に嫌な顔したり、溜め息つかれたり。
玄関のドアの向こうから、違うんだってよ！　とか怒鳴りあう声が聞こえたり。

報道ってなんなんだろうね。

その中でたった一社だけ、手書きの手紙をポストに投函していった新聞社があったのよ。

夜中に訪問したことへの謝罪と
誤報の顛末と謝罪。
凄惨な事故を取材する意味とその思いが綴ってあったな。

記者やレポーター個人の資質なのかもしれないけど、やっぱり、ポリシーをもって仕事をして、被害者の痛みを感じようとしている人がいる会社の報道は信じようと思えるかな。
by ありんこぶた (2013-09-30 19:23) 

強風、大変でしたね。

私も28日、伊豆行こうと思っていたのですが、前日の出張疲れで見送ってました。
秋晴れで釣り日和だと思っていたのですが、伊豆は強風でしたか。

魚、オオモンハタみたいですね。
今年6月に私も釣りました。美味しいお魚です（＾＾）
by ＬｏｖｅＢｅｅｒ (2013-09-30 19:47) 

お疲れ様でした。
20号の後は、外海では強風が凄かったんですよね。
湘南では、通過後意外と早く回復したみたいですが。
オオモンハタ？は結構釣れていますね。
by シゲ (2013-09-30 20:34) 

大好きな釣りにかわいいニャンコ、そしておいしそうな
お蕎麦と楽しい一日を過ごされたようでよかったですね(笑)。

by ため息の午後 (2013-09-30 21:05) 

お疲れ様でした。
美味しいハタ、お見事です。

報道というのは鵜呑みにしてはいけないのかもしれません。
震災時の報道事故、過去に話題なった「騒音おばさん」の件に関しては全く事実と違う報道がされましたが、訂正報道は皆無です。

でも、我々は報道を通じて世の中を知るわけなので、見極める目を持たないといけないですね・・・難しいですけど。
by kou (2013-10-01 06:50) 

ありんこぶた さん
個人の良心に触れる機会は限られているのに、
お金からみの現象はよく見えるから、
メディア自体の信頼が落ちてしまうのだろうね。


ＬｏｖｅＢｅｅｒ さん
厳しかったです(^^;
でも下田以外だったらもっとがっくりだったと思うので、仕方がないです。


シゲさん
シゲさんにあやかって爆釣と行きたかったのですが・・・


ため息の午後 さん
よく考えたら、竿を出してもたして釣れないので、
竿が出せなかっただけで、いつもと変らない釣行でした(^^;


kou さん
ハタは彼女の獲物なんですよ～(T_T)

報道の意識誘導というのは確かにありますね。
本来であれば、逮捕・起訴の段階では、無罪と扱われなければなりません。
またニッキの氏名報道もそうでした。
メディアが原則を唱える事は大切ですが、
自らがそれに則っていなければ、信頼をなくすだけですね。
by evergreen (2013-10-03 14:54)