iPad2導入記 その1 iPadを使ってみるか・・・

友人からiPadについて相談を受けた。

僕は仕事がら、友人知人からPCについての質問や相談を受ける事が多いが、
最近増えているのが、iPhoneなどのスマートフォンとiPadなどのタブレットについてだ。

自慢ではないのだが、僕はモバイルデバイスについて、あまり興味が無かった。
それは、通信スピードと容量が仕事の要求を見たすものではないからだった。

それに、現在開発の仕事をしているので、
モバイル環境には、開発環境を全て作らなければ意味がない。
そうなると、選択肢はノートPCしかない。
それもある程度のスペックが必要で、
スマートフォンやタブレットはもとより、
一時期流行ったネットPCのような物は無用の長物なのだ。


「僕はIT関係じゃないから」
笑い話のように言うのが口癖になった。

それでも、マネージメントをしている同僚のスマートフォン保有率は、
この一年で格段にあがった。

さて、実は最近ノートPCの購入を考えていた。
僕は自宅のPCでも開発環境を作ってあるのだが、
最近はそれを使う事も少なく、ネットが主になっている。

それならば、多くの電力を使い発熱も多いタワーを使う必要はないのではないかと思い始めた。

友人に相談された事を機会に、iPadについて調べはじめると、
自宅でネットを使うには、とても良いデバイスではないかと思い始めた。

僕はAppleの製品があまり好きではない。
所謂、クローズされたアーキテクチャが好きになれなかった。
もちろん、MSのユーザー囲い込みも目に余る物があって、
好きにはなれないのだが、こちらは、自分のメシのタネなのである。
MSやWindowsは嫌いでも、開発環境には忠誠を誓うしかなかった。

しかし、
圧倒的多数のユーザーには、小さなカスタマイズの自由なんて、微々たる問題だろう。

僕は、今まであえて避けてきた、Apple製品のスマートさを認識する事になった。

PCショップで手にした、iPad2は、軽く薄く、そしてなにより美しかった。

僕はその場で、iPad2 3Gの64GBを注文したが、
残念なことに在庫がなく、予約をすることにした。