SSブログ

分からない事は分からない [雑記]

歴史を見れば、
日本に限らず、権力者が事実を隠す事があるのは明らかです。
時には保身であり、時には統治の技術として正当化される事もあるでしょう。
日本はかつて、政府とマスコミの報道管制で破滅の道を歩んだ過去があります。
最近でも、政府が「存在しない」と言ってきた公文書が出てきたりしています。
米国や英国には期間を決めて封印されている公文書が存在します。

ただ、現在の政府やマスコミが嘘や情報の隠匿を行っているかといえば、
それは分かりませんよね。
証拠がありません。
それは結局、後日の検証を待つほかありません。

原発や放射能についての政府発表や報道は、とてもではありませんが、
整然としているとも、手段がふさわしいとも思えません。

だからといって、一般市民には事実を知るすべがありません。

真実を伝える、知る権利を代表している、というタテマエの報道機関は、
原発の近くまで行ってはくれず、
ひたすら、他人の不手際は責めるばかりです。

報道機関が誠意があるのであれば、
まず、「自分たちにも何が起こっているか分かりません」と繰り返し言うべきでしょう。
それが現在の真実です。

釣りブログのはずが、こんな批判めいた事を書いてしまうのが苛らだだしい。

放射能の影響について・・・

池上さんは早口で意外と分かり難いので

ネットで色々調べてみても、百家争鳴。
何が正しいのやら・・・。

ネットで調べれば何でも分かると思っている人はすごいです。

そんななか、高校程度の物理・科学の知識すらない私でも、分かりやすく解説されているページを見つけました。

【放射線】どんな種類がある?人体への影響は?
低い被曝線量の影響はよくわかっていない

結局良くわかっていないのですね。

ただし、甲状腺がんとの因果関係は疫学的に分かって来ているようです。

放射線と甲状腺がん
被曝時の年齢が低いほど、甲状腺がんになりやすい。
チェルノブイリの原発事故では、事故当時の年齢が10歳未満の小児が多く、とくに5歳未満が最もリスクが高かった。
一方、被曝時に成人であった場合は、ほとんど、リスクは増加しなかった。
事故後、1年後に生まれた子どもからは、甲状腺がんはまれで、事故の影響は長くは持続しなかった。
放射線の高い時期に、低年齢の子どもたちを被曝させないことが、将来の甲状腺がんの発生を抑えるために最も重要だ。


乳幼児と安全基準が異なるのはこういう事なのですね。
nice!(5)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 5

コメント 4

ばん

今の時期に我々がアタフタしてもどうにもなりません。
次回の釣りの釣果に期待しますネ。
これからが本番です。頑張って下さい。
by ばん (2011-04-04 17:17) 

ため息の午後

原発の問題は、事が重大すぎて隠されていることがあるのでしょうね。
ここ数年、マスコミは世論の誘導やバッシングなどが多すぎてあまり好きには
なれません。 半分諦め気分で春を楽しんでいます(汗)。 

by ため息の午後 (2011-04-04 20:07) 

シゲ

こんばんは。
この説明で良く分かりました。
つまり、恐らく来年の出産は極端に減少するような気がします。
こんな環境では、赤ちゃんを産みたくないですよね。

いずれにしろ、無心で釣りができるようにしたいですね。
by シゲ (2011-04-04 22:28) 

evergreen

>ばんさん
全くその通りですね、何が変わる訳ではありませんから、
泰然としていたいものです。

>ため息の午後さん
これを奇禍として、社会が変わらないと思いますね。

>シゲさん
確かに出生率は減るでしょうね。
なかなか釣りに行く気分にもなりませんが、
どこかで踏み出さなければなりませんね。
by evergreen (2011-04-08 01:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0