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届かない声 [雑記]

震災で直節的な被害を受けていない神奈川でも、
零細企業は、物流の混乱や資材・燃料不足・停電・客の無理な注文に苦しんでいる。

不況に何年も痛めつけれてきた上に、追い討ちを掛けられ、今月・来月の支払いに直面している。
この事は報道されない。
被災地でなければ、特例や救済を受けることもできない。
不渡りを出せば終わりだ。

物流の回復や需要の回復まで辛抱できるか。
ギリギリの状態が続いている。

先日の友人の言だ。
「被災地の為ならば仕方がない。だが、ナイターや買い貯めや、そんな事の犠牲にならなければいけないのか」

悲痛な声をだれも届けてはくれない。

「標準家庭」なんて言葉を聞くように、日本の社会は、「サラリーマン世帯」を中心に設計されている。
輸出関連の大企業が外貨を稼ぐことで発展してきたのだから、ある程度は仕方がない。
だが、大手には抱えられない多様な労働力を吸収して社会を支えてきた零細企業は、
本当に追い詰められているのだ。

日本の政治家に答えがあるとは思えない。
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