LTアジでもロッドホルダーを使った方がいいと思う

同じ釣りでも様々な楽しみ方やスタイルがあるので、好みでいいと思います。
でも、
これから季節が良くなるのでLTアジをやりたい、
せっかくだから道具を買おう、そう考えているあまり経験がない人がいたら、
ロッドホルダーを使った方がいいですよ。

ロッドホルダーの最大のメリットは尻手ロープが付いている事です。
尻手ロープをロッドに接続しておけば、ロッドが海に落ちても回収できます。
自分のロッドを買ったなら、ロッドホルダーを買って、尻手ロープを使った方がいいです。
私も友人も、何度も助けられています。
もちろんロープを自分や船のどこかに接続すればいいのですが、
船には釣り座によって適当な場所がない事が多く、
自分に結ぶとトイレ等で外す事になります。
ロッドを落とすのは、釣りをしている最中じゃありません。
ロッドを船べりと席にの間に渡して、
仕掛けを直したり、
食事や給水、
魚を〆たりクーラーに移したり、
トイレに行ったり、
移動中に揺れたり、
そんなときに落とす事がほとんどです。
本当に、竿というのは思いがけない時に海に落ちるのですよ。
それと、
ロッドを船べりと席にの間に渡していると、
人が通るときに邪魔だし、踏まれたり、蹴られたりするかもしれません。
なので、竿を手で持っていないときは、ロッドホルダーに掛ける方がいいと思います。

それなら、船にある穴に刺しておけばいい。
そうれもありです。
でも、錘やビシカゴを使う釣りではあまりお勧めしません。
というのは、取り込みや移動で船べりの穴にロッドを刺す人を見ていると、
錘を適切な場所、こませバケツや船べりの下に置けない事がほとんどだからです。
錘が空中でブラブラしていると、人に当たる可能性があるのでとても危険です。
竿の破損に繋がる事もあります。
必要以上に錘やビシカゴを上げない事が、事故や破損の防止に繋がると思います。
私が船べりの穴を使うのは、
ティップランや一つテンヤなど軽い錘の場合、
コマセや泳がせでは、出航前と入港時だけです。

ロッドホルダーを使うと、手返しが遅くなるのはあるかもしれません。
私も取り込みではロッドホルダーは使いません。
船べりと席にの間に渡しています。
でもそれも、
もし落としても回収できるロッドホルダーと尻手ロープがあるからできる事です。

そもそも、そんなに釣りたいですか？
私の場合、アジを30匹くらい釣ったらもう食べきれません。
あげる人もいないので、小さい魚をリリースして20匹持ち帰れば充分です。
なので、
一匹一匹の引きを楽しみたい、そこそ釣れてくれれば嬉しい。
そして、なるべく快適に釣りをしたい。

ロッドホルダーがあると、かなり快適な釣りができると思いますよ。