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サントリー美術館 醍醐寺展 [旅行など]

サントリー美術館の醍醐寺展に行ってきました。

六本木、通り過ぎた事くらいしかありません。
渋谷線が渋滞確実なので、羽田線から環状線、芝公園で降りて東京ミッドタウンへ

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最近は仏像ブームだそうで、混雑を心配していましたが、
それほどではなく、前で立ち止まってゆっくり見られました。

重要文化財 如意輪観音坐像
僕の好みから言うと少し顔がふっくらしていますが、
傾けた体と腕の表現が非常に美しい仏像です。
美術館の展示の良いところは、横や後ろがみられるところ。

腕は多い仏像はどのように造形しているのか不思議じゃありませんか?
横から見ていると良くわかりますが、腕を細くして肩に納めています。
しかし、腕全体を細くすると正面からみた時に違和感がでてしまいますね、
そこで横だけ細くなっています。
破綻がない腕の造形にいつも感心してしまいます。

後ろからみると、後背も傾いていることが良くわかりました。
当然といえば当然なのですが、正面から見たときよりも良くわかります。


国宝 虚空蔵菩薩立像
一木から流れる袖の襞を削り出すには、それだけの技と時間が必要でしょう。

快慶作 重要文化財 不動明王坐像
仏画では左を向く事が多い不動明王
木造では慶派では見ますが、それほど多くないと思います。

重要文化財 閻魔天騎牛像
閻魔の騎像は珍しいですね。
帝釈天とともに十二天の一つで元は十二体だったのかもしれませんが、
この二体しか現存しません。

重要文化財 五大明王像のうち大威徳明王
水牛の顔がおかしくて、大威徳明王の憤怒と不似合いなのは狙ったことでしょうか。
ただ垂れ下がった大威徳明王の足の表現も面白いと思います。
そういえば、この五大明王像の不動明王も左向きですね。

重要文化財 阿弥陀三尊像
国宝の文殊菩薩や普賢菩薩が展示されていたのですが、絵画はわからなくて・・・
この装飾を付けた阿弥陀如来は珍しいですね。

快慶の弥勒菩薩が出展されていなかったのが残念でした。

せっかくきたので東京ミッドタウンを散策



吹き抜けのに短冊が落ちてきます。
アートワークなのかな?
調べてもわかりませんでした。

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中庭にはマツダのコンセプトカー「VISION COUPE」が展示されていました。

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スマホ向けの構図です。

丁度昼時、目の前の蕎麦屋に行ってみました。

蕎麦六本
一見、町の蕎麦屋風ですが・・・

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玄蕎麦 750円
お昼は大盛無料

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美しい

少し太め短めですが、かなりの腰と香です。
これはコストパフォーマンス高いですよ。


飯倉から羽田線経由で帰宅しました。


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