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ブルー・ブルー・ブルースクリーン [レビューや設定など]

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先日の事、PCの電源を入れて起動するまで家事などをしていたのですが、
いつまでも起動した雰囲気がない。
なんだ?とPCの前に座ると、
ブルースクリーンになって電源が落ちて再起動を延々と繰り返しているらしい。

ブルースクリーン!
久しぶりに見た。

何かを伝えたいらしく、英語でアピールをしてくるのですが、
僕の英語能力はともかく、一瞬で消えてしまうので読むこことができません。
iPhoneでバースト(連写)したのが上の写真。
・・・さてと。(読めない)

請負の仕事が立て込んで忙しいし、
熱があって体調が悪く、問題を探している時間も気力もありません。
自宅のPCは、XPを使っていました。
いまだにVisual Basic 6の仕事があるのでOSの入れ替えを躊躇していたのです。
さすがに年内には買い換えようと思っていたところだったので、
一気にリプレースする事にしました。

近くのショップに、i5とマザーとメモリで5万くらいのセットがあったので買い行きます。
しかし、ちょうど改装中で商品が少なく、セット品は一つもありません。
CPUの在庫も少なくて、なんとか在庫のあるもを選びました。

2014-09-05 15.44.23.jpg
CPU i5-4690 3.5GHz LGA1150
MB GIGABYTE GA-H97-D3H
MEM CFD W3U16000HQ-8GC11(8G) x2
OS Windows 7 Pro 64bit DSP
想定より、CPUがワンランク上がってメモリが倍になってしまいました。

さっそくインストールを始めてから気が付きました。
データをサルベージしていない・・・
写真やメール等のデータは、OSとは別のドライブに有るので無事なのですが、
決算データ・確定申告データ・家計簿データはOSと同じドライブにありました。
まあバックアップがあるさ。
しかし、今年の決算が終わったあとに取ったはずのバックアップがない・・・
仕方がない、
確定申告はプリントアウトがある、
決算は勘定元帳をプリントアウトしていないので打ち直し、
家計簿は残高合わせて今月からだ・・・
熱で頭が働いていないのか、普段ならありえないミスでした。

心配していたVB6のインストールは問題なくクリアしたのですが、
後にMTVXの問題でOSを再インストールした際はエラーが発生して正常終了しませんでした。
VB6自体は問題なく起動したのですが、気分が悪いので再インストールしたところ今度は正常終了。
違いはVSSのインストールオプションの指定だと思います。
失敗したときは、既存VSSデータを処理に対するダイアログで、VSSデータの変換を選択しました。
正常終了時は、これを既存データを使う選択をしました。

調べたところ、以下のサイトのように情報がまとまっています。
How to install Visual Studio 6 on Windows 7 professional 64bit
How to Install VB6 on Windows 7, Windows 8
Installing Visual Basic 6.0 on Windows 7
共通するのは、MSJAVA.DLLのダミーを作る事です。
私の現在の環境では、MSJAVA.DLLをインストールしていませんが、
始めのインストールではMSJAVA.DLLも入っていましたので、不具合は起きないと思います。
ただMSがサポートしていないので、インストールしないに越したことはありません。
またどこもオプションでツール類を外すように書かれています。
現在ツール類はインストールしていませんが、
始めのインストールではデフォルトにしていましたが問題ありませんでした。

プロジェクトを開くと、「システムレジストリへのアクセスでエラーが発生しました」というエラーがでたので、VB6を管理者として実行することで解消しました。
また、mscomctlが読み込めないというエラーが発生したので、mscomctl.ocxをレジストリ登録。
今のところ発生した問題は以上の2点です。


どうせリプレースするなら64bitと考えていましたが、
64bit移行のネックとなっていたのがMTV1000でした。
2001年に発売されたMPEG2ハードウエアエンコードのビデオキャプチャーボード。
名器であると同時にPCが自由だった時代の象徴だったような気がします。
コピーガードが厳しくなって、地上デジタル化され、
アナログ入力を備えたビデオキャプチャーボードは、ほぼ壊滅しました。

自宅で仕事をする場合は、PC画面の端にテレビを表示させておきます。
静かだとなんだか集中できないし、音楽だと知っているので先が気になってしまう。
先が分からない人間の会話は適度に聞き流す事が出来ます。
それならば地デジチューナーでも良いのですが、
地上波の下らなさと良い加減さに辟易して、もう見るのはやめました。
最近は、釣りビジョンをMTVのアナログ入力で見ていました。

64bit化を想定して先日用意したのが、64bitドライバが存在するMTVXシリーズです。
しかしこのドライバはデジタル署名されていないため、Windows7では使用できません。
そこで「デジタル署名ドライバの制限を無効にする」・「自分でデジタル署名をする」という回避策を試しました。
ドライバは使用できるようになり、テレビは表示されるのですが、
時々ブルースクリーンで落ちます。

ダメだ・・・

そこで、完全に考え方を替えました。
ひかりTVチューナーに対応したDLNAクライアントDiXiM Digital TV plusの導入です。
ひかりTVチューナーをサーバーにしてLANで再生が可能になります。
単純なオーバーレイではなくソフトウエアによるデコードになるのでパフォーマンスが心配でしたが、
重い処理(複数の大きなファイルをダウンロードしていた)で時々遅延が起こる程度でした。
DiXiM Digital TV plusの制限はHDMIによるモニター出力です。
DRMの為に作られたようなHDMIという企画はどうにも好きになれないのですが、
仕方ありません。


久しぶりにPCを組み立てて、少しも楽しくない事に愕然としました。
ただパーツを組み立てるだけなのに、自分が組んだPCが動く事がとても楽しい時期がありました。
自作パーツの動作が安定した事、
PCの価格が下がって自作のメリットが無くなった事、
コピーガード等の制定でパーツの自由度が無くなった事。

PCという存在自体が面白くて、
それが高じてプログラマになってしまた私ですが、
PCはただの道具になってしまったと実感しました。



ちなみに・・・
Stop : 0x0000007F
については、STOP 0x0000007F" エラーの一般的な原因に記載されていますが、
ハードウエア、特にメモリの動作不良が代表的な原因です。



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ディブ松本

同感ですつまらない 95の時代が懐かしい
by ディブ松本 (2014-09-16 21:29) 

evergreen

95は衝撃でしたね。
LAN・プラグアンドプレイ・インターネット、なんといっても32ビットの安定性はプログラマにとっては衝撃でした。
64ビットは、32ビット化ほどの衝撃はありません。
by evergreen (2014-09-17 09:22) 

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