ETC車載器は運転席ロアパネルに取り付けていました。
BHのロアパネルはかなりの湾曲があるので、
面ファスナーを使用することで安定していたのですが、
今年の夏は暑かったからか剥がれ落下してしまい、
貼りなおすのが面倒なのでそのまま着けて暫くして落ちて・・・を繰り返していました。

そもそもBHに乗り始めた頃から、コインボックスにETC車載器を設置できないかと考えていました。
コインボックスの中に入れるのではなく、BPなどのビルトインのように操作面を出して、カードの出し入れは簡単にしたい。

そんな加工例がないかと探してみましたが見当たりません。
真っ先に思いつきそうなのに誰もやっていないのかな。

コンソールボックスや灰皿の位置への設置も考えましたが、
手間と効果を秤にかけると、
両面テープを張り替えてて従来の位置で充分です。

私は、この手の加工が苦手で、ことごとく失敗してきました。
しかしこのところ仕事が忙しくて、
そうなると無性になにかしたくなるもので、
失敗覚悟で、ともかく削ってみることにしました。

まず裏側
ヒューズのラベルをはがして、ヒンジクランプの上から削っていきます。
クランプのある面はヒンジの支持棒に接するので削っても強度が落ちるのだけで意味がありません。

※コインボックスはこの部品の正式名称です。


取っ手の穴からETCのパネルを出すのですが、
穴の上部は取っ手に隠れてしまうので削っても意味がありません。
ETC上部が取っ手にかかるくらいに穴を削って、それから下に拡大していきました。


横から見ると、コインボックスを斜めに貫通する形となります。

結果として、裏側の下(クランプの方)はそれほど削る必要がありませんでした。


右側を削りすぎてしまいましたが、まずまずうまくいったと思います。

これでサイズがとれたので、
次は右側もぎりぎりにできると思いますが、
かなり苦労したので、もうやらないかもしれません。

実は、私は内装加工自体があまり好きではありません。
所詮見栄えが悪いからです。
ただ、苦労すると、そんなことは気にならなくなるということを実感しました。