データ


於:宇佐美 二階屋丸
日:2018/11/3
時:5:45-11:00
同行:妻

道具


エメラルダス AGS 62MB-SMT BOAT
スティーレ 100XG オシアコンクエスト200HGハンドル PE0.6 リーダーフロロ2.5号 フロロ2号

エメラルダス AGS 60L-SMT BOAT
ヴァンキッシュ C3000SDH PE0.5 リーダーフロロ2号

エメラルダス AGS 70MH-SMT BOAT
ヴァンキッシュ C3000SDH PE0.5 リーダーフロロ2号

ダートマックス
タングステンシンカー2oz
TGベイト80g
アントラージュ S2・S3

ウエア


ダイワ オーシャンサロペットレインスーツ DR-6006
シマノ ライトスーツ MD-066M ボトム
シマノ ハーフジップシャツ
シマノ ウォームシャツ SH-081N
ハヤブサ アンダーストッキング
プロックス ウェダーブーツ
シマノ ソックス

釣果


アオリイカ 4 

今年好調のアオリイカ


10月に解禁になった宇佐美のアオリイカ、連日ツヌケどころか15杯を超える好調
トップがツヌケだけなら「上手い人がいたんだな」と思うところですが、スソも5杯くらい。
連日、初挑戦でトップがでたとか。
10月後半から始まった相模湾のシャクリや長井のティップランも、
トップ10杯とか、船中60杯とか、
もう好調以外ない。

しかし、釣り運に見放されている私、
前日10杯でも私が行くと海が荒れて2杯、
ティップランは過去何度もそんな目を見ている。
あまり期待しないでいよう。
そう思っていたら11月に入って釣果が落ちてきて、トップは5か6でスソは0もでる。
ふむ、例年の感じ。
そんなわけで、すっかり冷静になって釣り当日を迎えました。

予定より遅れて3時40分出発
今日は妻がおにぎりを作ってくれたのでコンビニによらなくていい。
いつもより少し保ったが小田厚に乗るころには意識を失う妻
弁当は免罪符にならないぞー


5時30分ごろ宇佐美到着
11月の集合時間は5時45分、当然日の出前です


6時前に出航、


すると急に風が強くなり、波とうねりが強い。
ポイントは川奈ホテル下あたり

風が強いから船は流れるだろうけど、
波とうねりがあるからベイトでヘビーシンカーの方が楽だと思う。
私はまず一杯確保するためにベイトのお助けリグ

宇佐美だと、いつも疲れ寝不足その他でダウンしてしまう妻も
今回はやる気が違って、まず一匹確保するとベイトのお助けリグを選択

しかし、ここで問題発覚
私はお助けリグの下にエギではなくメタルジグを使用するのですが(FP式)
TGベイトを一つテンヤのボックスに入れたままにしていました。(もともと鯛用なので)
タングステンシンカーの方が恰好はいいけ、集魚効果はどうだろうか。

数流し目
「きた!」という妻、グングンというイカ特有の引き


船中1杯目、やったねー
これでいつもより集中力が保つだろう、
帰りも「私は釣れなかった、ツーン」みないに雰囲気悪くならずに済みそう、
よかったよかった。

それでは安心してイカを確保・・・来ない

そりゃポコポコ乗ってくるとは思ってなかったけど、一時間も来ないとは思わなった。
やっぱり好調に期待していたのかな。
それでもミヨシでは2杯くらい上がっている。
というか、妻以外はミヨシの人しか来ていない。

「あー大変!」と妻
なんだなんだ、妻が差し出すリールを見ると、スプールがむき出し。
左側のブレーキとカバーが脱落している。
僕たちの使っているスティーレはブレーキがハンドルの反対にあって細身の設計になっている。
ブレーキカバーにブレーキのツマミとカバーを外すロックがあって、
ロックを外すとカバーが外れ、
遠心ブレーキの調整やスプール交換が簡単にできるようになってる。
妻はこの構造のリールを使うのが初めてで、
メカニカルブレーキと間違えてロックを解除してしまったらしい。
それで、「糸が出ない」と言われブレーキ緩めたらといったときに、
「カチッと言った」と意味が分からない事を言ったんだ。
くあー、スティーレ、いまいち人気ないけど高いんだよ。
(帰りに釣り具屋で部品を注文したら七千円だった)

船が流されてラインに角度が付かない。
そこで私は、お助けをやめてアントラージュS3を直結
すると、ステイの瞬間にトンとアタリが伝わります。


やっと一匹
ヒットエギはアントラージュS3ムラテ紫

風とうねりでアントラージュS3(43g)で丁度いいくらいなので、
スピニングに持ちかえていた妻は、つらそうです。
仕方がないのでベイトを妻に譲って僕がスピニングを使います。

今回のテーマの一つは、
スピニングでサミング(フェザーリング)をして糸ふけを出さないで底をとる事。
そしてすぐにエギを動かす、
がまかつの永田さんやFP志摩の谷口船長が提唱する「タッチアンドゴー」
その為、はじめから少し重めのエギを使うつもりでしたが、
アントラージュS3なら糸が止まる瞬間がわかります。
すぐに巻く、もしくは跳ね上げる。
そんな練習をしていると、着底で巻こうとしたときにトン
一匹目より一回り大きなアオリでした。
ヒットエギはまたもアントラージュS3ムラテ紫

妻がスピニングに持ちかえるとベイトを使いますが、
今日は船が流れるからお助け不調かな。

フォールで変な糸ふけが出たので合わせたらイカ
しかし巻き上げ途中でバレてしまいました。
合わせが弱かった。

伊東沖に移動したときに唯一持っていたTGベイト80gに変更
すると、いい具合にラインが立ちました。
ドン!乗った!
ヒットエギはダートマックス グリーンアジクリスタルグリーン

宇佐美峠下に移動すると、風がなくなって船があまり流れなくなりました。
ここでいままで釣れていなかった人にも来て、
坊主はなし、1から7匹


私は4杯で二番目、妻は2杯
結局好調って上手い人だけの話だったんだな。


港に戻って竿頭のミヨシの人と話をすると、
今までは何度も坊主だったけど今年は本当にいい。事はもう何度も来ていて午後ものる。
すごいなー

今まではシャクリがうまくできないのでベイトで跳ね上げる釣り方をしていた。
ああ、思い出した、EGSPのベイトを持って二階屋丸の写真に乗っていた方ですね。
でも今日は手首と竿の胴を使った綺麗なジャークでした。
コツをつかんだのか合う竿を見つけたのかな。
午前はセフィアエクスチューンでしたが、ティップバンTZも使われているようです。

今日は久しぶりにスピニングを使いましたが、どうもうまくシャクれている気がしません。
大きくワンピッチにしてみたり、肘を締めてみたり、張ってみたり、
どれが自分にあうのか、どれが釣れるのかよくわからない。
結局、ティップランてどれでも釣れる、どれが一番合うか、になるのかな。
もう少し乗れればなにか見えるのかもしれませんが、
シーズン1、2回では難しい釣りなのでしょう。

帰路は順調、厚木の萬陣に寄りました。


揚げ蕎麦掻をやめてしまったようなので蕎麦豆腐


つけとろ大盛
蕎麦は香りが強くて上手いです。


アオリイカは天婦羅と翌日刺身にしました。

残りは冷凍して年越し蕎麦の天婦羅にします。


62MB-SMT・60L-SMTとタッチアンドゴー


今回はベイトの62MB- SMT、スピニングの60L-SMTをメインに使いました。

66MB-SMTにくらべ短くなった62MB-SMTですが、
長さにつていはメリットもデメリットもないように感じました。
62MB-SMTは66MB-SMTにくらべ穂先が硬くなっています。
ヘビーシンカーやエギを強く動かくなら62MB- SMTでいいと思います。
波がある時や全体のバランスとしては66MB- SMTが良い印象ですが、
仕舞が152と長く、そのデメリットを我慢してまで使うメリットはないと感じました。

62MB-SMTはEGTR B62MH-Solid.Fに比べても穂先にハリがあります。
この二つは非常に似た印象で、EGTR S62MH-Solid.Fのメリットはスパイラルガイドですが、
それだけなら折れないSMTの62MB- SMTでいいのではないかと思います。


60L-SMTは511ML-SMTより穂先は固く、全体は柔らかい竿です。
Lなので重いエギの対応が心配でした、45gは十分使えると思います。
なにより、511ML-SMTの仕舞の問題が解消されました。
ダイワのSMTはこれより長くなると68(6フィート8インチ)とか70(7フィート)になります。
68は仕舞が長く、70は竿自体が長く、6フィート5インチくらいが欲しいと思ってしまいます。

今回着底直後のアタリが取れたのは、タッチアンドゴーのおかげなのかなと思います。
今日のように波うねりがあると糸ふけを出して底をとるのも難しいし、
サミングで底がとれるならそれが良いように感じました。