データ


於:金沢八景 米元釣船店
日:2018/10/27
時:7:30-14:00
同行:妻、妻の後輩

道具


リアランサー ライトアジ 160
SCクイックファイヤー小船300XH PE1.5

リーディング 73 MH-190・V
SCクイックファイヤー小船300XH パワーハンドル PE1.5

ハヤブサ 船宿特製 アジビシ仕掛 ムツ金鈎 2本鈎 10号 ハリス2号 2mを詰める

釣果


アジ59
クロダイ 42cm


ギガアジを求めて


ライトタックルで40㎝以上のギガアジが釣れる米元、
前回は渋い状況でギガアジどころかツヌケが精一杯。
数はともかくギガアジが釣りたい。
一ヶ月も前から計画していたアジですが、予報が悪い。
雨と10mの風とうねりが2m
これで釣りになるのだろうか。
今回は妻の後輩が同行します。
なかなか休みが合わないのでこの日しかない。

当日、やはり雨、結構な雨
しかし、風がないのが幸いか。
このところ釣りになると雨が多いです。

5時過ぎに妻の後輩をピックアップして八景へ
アジは2番目に到着して駐車場の奥を確保。


時々小やみになるけど相変わらずの雨
でも風がないのが幸いで、他のお客さんたちは「今日はいいよー」
と自分を鼓舞しているんだなきっと。

船に行ってみるとバケツが少ない。
やはり天気が良くないから人が少ないのか。
船長から右舷ミヨシを指定されます。
左舷は5人と広々、米元ではありえない。

貸し竿の後輩は船長か細かいレクチャーを受ける。
本当に熱心な船長です。

今日も仕掛けを詰めた方がいいですか?
やっぱり一本目の針までが長いとアタリに時間がかかりますね
よし詰めよう

ハリスは?
2号でもいいけど、食いが渋ってきたら1.5号にしてみてください

それからクロダイが釣れて来るから、焦らずにやり取りして。

ドラグ調整は間に合わないから、クラッチ切ってサミングするといいですよ

クロダイかー

ヒラメも来るから、一匹掛かったら追い食いを狙ってみるといいかも。

ヒラメは根掛かりみたいで引かないから上がってきます。

ただ水面でバラス事がすごく多いからタモ入れ呼んでください。

すこしもたつくと水面でバレるんで

ヒラメが釣れたらいいなー

ヒラメが釣ってみたいけど、生きイワシのエサがかわいそうでできない。
それで一つテンヤかジギングをやってみようかと考えているくらいです。
アジもエサにするわけだけど、故意と偶然は違うから。


出船頃には雨があがり明るくなってきました。

いつもの赤灯20mでスタート
三投目くらいで小ぶりのアジがきました。
丁度2mくらいに流れがあって、ふっと違和感があるとアタリが出る感じ。


小型が多いけど、良型も混じる

すると、左舷ミヨシでなにやらポンピングしながらやり取りが始まりました。
なんだ大物か?
五分近くかかったでしょうか、上がってきたのはクロダイ
凄いねと話していたら妻の竿が海面に引き込まれる
「ゆっくりねそれ魚が違うから」と船長
それでもするするとリールを巻いて、


上がってきたのは、クロダイ
これはでかい!50cmあるかも

すると、僕にもズンというアタリ
確かに引くし、ハンドルが空転するけど、ポンピングしないでも上がる


クロダイでした。
40cmくらいかな。

すると、また右舷ミヨシでポンピングが、
上がってきたのはヒラメ
暫くしてもう一匹、さらに隣の人にも2枚
LTアジでヒラメが上がったのを見るもの初めてなのに、4枚とは。
船長も一年に一回あるかないかと(一回くらいはあるんだ)

妻にも一回重いアタリがありましたが、ハリスが切れてしまいました。
後輩にはアタマの先だけになったアジが上がってきたり。


タナが少し上がって2.5m

お昼近くになって風が出てきました。
段々強くなってけっこう釣りずらい。
それとともに、アタリがあっても乗らない事が多くなりました。

そこであと15分くらいで大アジポイントに移動するとアナウンス
対大アジ用に持ってきたリーディング 73 MH-190とパワーハンドルの小船に持ち替えます。
あれ、手に伝わる水中の感じが全く分からない。
穂先が柔らかいのでアジのアタリは出ますが手に伝わるアタリが小さいです。
クククと穂先が入るとそのまま掛かる。
リアランサーだと小さなアジのアタリでもかなり大きく手元に伝わるので、
どうしても違和感があります。

そして大アジポイントに移動
タナは3m
釣れない・・・釣れない・・・
前のポイントでコンスタントに釣れていたのに、まったく分からない。
すると、左舷大トモで大アジが上がりました。
妻は中型のダブル、大型のハリス切れ、そして体高のある40cmクラス

痺れを切らしてリアランサーに持ち替えると、キタ!


ハンドルを滑らしながら上がってきたには40cmクラス!

よしよしと、リーディングに持ちかえると、またアタリがなくなる。
やっと中型一匹追加で59匹
なんとかあと一匹と思っていると「最後の投入にしてください」とアナウンス

さっきから大トモは大アジをポンポン釣っていますが、仕掛けが長そう。
それでは、と詰めない仕掛けをセットして投入。

ドドドドド、キタ!
リーディングだとハンドルが空転することもなく上がってきます。
安心感がある。
ところが、水面に見えたところでフックアウト
これは悔しい・・・

結局、59匹で竿頭になり翌日のサンスポに乗ったようです。
2番手49、3番手48が3人で好調な日でした。


夜は同行した後輩が夫婦でやってきて夕食


アジの刺身とナメロウ


大アジの塩焼き
身が締まってアジが濃く最高です


アジ寿司


アジフライ
ふわふわです


ナメロウのお茶漬け


本日の護衛艦



DD-106 さみだれ (呉)


DD-119 あさひ (佐世保)


米元は面白い


船長が熱心なので本当に米元は楽しいです。
この日ははじめ雨で後半は風が強かったものの、
釣り座が開いていたので落ち着いて釣りができました。

妻はクロダイ50cm、ヒラメ2枚が2名、大アジ8本、の前では気が引けるのですが、
詰めた仕掛け・ビシを振らない「米元の基本」がバッチリはまっての竿頭は達成感がありました。

詰めた仕掛けの利点は、取り込みが簡単なところですね。
ビシを掴むと上の針は水面に出ているので、そのまま取り込む事になります。
バラシが非常に少なくなります。

問題は、カイワリと対大アジ用に購入したリーディングMH-190
剣崎の60号ビシのイサキでは非常に使いやすかったのですが、
今回、リアランサーライトアジと比べると、
とにかく手に伝わる情報が少なすぎます。
30号ビシには強いのは分かっているのですが、
そもそも穂先がリアランサーライトアジよりも柔らかいので、
M-190にしてもMH-160にしても変わらないかもしれない。
それに、するすると上がってきて最後にバラシたのは、
そもそも大アジには強すぎるのかもしれない。

しかし、リアランサーライトアジは情報量が多すぎて疲れるというもの確かです。
水の流れの変化、小さなアジのアタリもかなり大きく伝わります。
アタリがあって乗らない事も明確に伝わります。
リーディングは必要がない情報はマスクしてくれて、
穂先に当たりが出た時はそのまま掛かってくれるので、楽に釣りができました。

おそらく、リアランサーライトアジに近いのはライトゲームCI4+だと思うのですが、
仕舞が長いので使う気になれません。
やっぱり極鋭ゲームしかないのかな。
それとも必要な情報だけあればいいのだろうか。

悩みは深まります。