IOデータのルーターWN-AG450DGRの2.4GHz通信だけが繋がらなくなってしまったので、
同社のWN-AC1167DGRに買い替えました。
今回もIOデータ製品にしたのは、GV-MVP/FZ2を使っていたからです。

APモードで、
iPhone5s・iPad2・SH-08E・SC-01E・WLI-UC-GNM・WI-U2-300Dを接続しました。
SC-01Eだけ、
DHCPからIPアドレスは取得できるが、ブラウザもメールも繋がらない状態になりました。
何度か接続を試みると、本器が再起動する事がありました。
また、MACアドレスフィルタリングをしてiPhone5sで接続すると、
本器が再起動する現象が何度か発生しました。

サポートに連絡したところ、
APモードでは設定ができない、PPTPパススルーの設定を変えるように言われたり、
チャンネル変更の指示がおかしかったり、
SSIDを変更するように提案されたり、順番も内容も的確とは言えないものでした。

APモードでMACアドレスフィルタリングをしてiPhone5sと接続したテストを行っているかと質問しましたが、回答はありません。
SC-01Eだけ繋がないのは、どちらかに問題があると思われるので、接続試験をしてほしいと伝えましたが、
「SC-01Eとの接続試験はしていない。他のユーザーでSC-01Eが繋がらないという現象が確認できない」
「環境の問題だと思われる」
と同じ回答を繰り返すばかりでした。
状況から考えても、どちらかに何らかの問題があると考えるのが自然だと思うのですが。

何度かメールでのやりとりの後、サポートから電話がありましたが、
「メール以上のサポートは提示できない。」
「SC-01Eとの接続試験はしていない。」
「他のユーザーでSC-01Eが繋がらないという現象が確認できない。」
と、言う事は変わりませんでした。
最後に出てきたのは、「SC-01EのIPアドレスを固定にできないか?」でした。
は?たとえそれで繋がったとしても、そんなアクセスポイント使えますか?
さすがに呆れてしまいました。
IPアドレスが変わるのは面倒なので、DHCP側で固定アドレスを割り当てていますが、
それと機器のIPアドレスを固定にするのとでは、話が違います。

それでは、ペイバック補償で返金してほしいと言うと、
ペイバック補償は、「IOデータが動作確認を行っている組み合わせのみ対応」との事。
http://www.iodata.jp/product/network/info/tech/payback.htm
ここには、「対応機種」とは書いてありますが、
「IOデータが動作確認を行っている組み合わせ」とは書いてありません。

困った事になったと言うと、しばらく待たされた後に「今回は特別に返金します」との事。

WN-AC1167DGRが、悪い物とは思えません、
しかし、SC-01Eとの組み合わせだと、何らかの問題があるのだと思います。
メーカーにとっては、有用な情報だと思うのですが、
それを検証する気は全くないようで、正直がっかりしました。

たとえば製品に問題があったとしても、
それは仕方がないと思うのですが、
もう少し納得のいく対応や説明があればと思うと、残念でなりません。