国立博物館の東寺展に行ってきました。

8時半ごろ出発、9時過ぎにいつもの上野パーキングに着くと、
上階が満車、地下に遊動されました。
小さい子供が多かったので、
数日前にネットに乗ったパンダのシャンシャンの記事の影響でしょうか。
地下にとめたので、上野公園通りを上っていくと、
上野駅のタイムズがまだ空いているようです。
こっちの方が近いからいいかな。
さらに、上野公園駐車場は立体工事中のようです。
収容台数が増えるならこっちの方が近いからいいな。

大報恩寺展


国立博物館に着くと開門したばかり。
それでも平成館から正面ゲートまで行列があります。
ただ順調に進み、それほど待たずに入場できました。
この日は日差しが強かったので、
ちょっとした木陰や、
平成館の入場列ルートに設置されていたテントがありがたく感じます

今回の目玉、帝釈天
東寺でも見ているし、数年前の空海展にも来ていましたが、
今回は撮影可能。



国宝 帝釈天騎象像


国宝 兜跋毘沙門天立像
金鎖甲や籠手の造形が秀逸
日本の仏像とは違う雰囲気がある

国宝 持国天
いつ見ても、躍動感あふれる姿が迫力がある。

国宝 大威徳明王騎牛像
六面六臂六足が違和感なくまとめられている姿にいつも感心する
横から見ると、顔は少し突き出していて、手足は幅を狭くしているのが分かる

国宝 独鈷杵
国宝 五鈷杵
昔から独鈷杵・五鈷杵や三鈷剣のデザインがとても好きで、
レプリカでもいいからほしいと思っているのだけれど、
東寺の五鈷杵は中央に集約してく形と丸みが素晴らしくて、
これを見てしまうと、
レプリカは周りの鈷が細かったり、曲がりが美しくなかったりして、
満足いくものがない。


特集 密教彫刻の世界


東寺展に合わせて、国立博物館に収蔵されている密教系の仏像が展示されていた。

空海作と推定されている重要文化財の光得寺 大日如来
小さい象だけれど、いつ見ても見事。
空海という言われる大日の中では、
ふっくらして微笑んでいるような顔が他と異なる印象を受ける。
獅子に支えられた台座に乗る姿、
逗子に収まる事も合わせて、
個人的な崇拝の対象としての象であった事を思わせる。


重文 大日如来坐像 平安時代
こちらは東京国立博物館に収蔵されている大日如来


刀剣



重文 手掻包永


国宝 古備前正恒
大垣戸田家伝来


重文 相州国広
銘 国弘 鎌倉住人 元亨四年十月三日 


重文 来光包
越前松平家伝来


武士の装い




重文 黒韋肩妻取威胴丸
三鈷剣の前立ての三つ鍬形の兜・大袖がそろう



黒韋素懸威如意頭形兜
これは何を模した形だろう、由来が失われて分からないようだ。


紺糸威筋兜
菖蒲の前立て
明珍信家 天文2年の銘がある

上野藪


上野に来たからには上野の藪によります。


辛味大根


天せいろ大盛