4月の中ごろ、フランスに住む高校弓道部の友人が来日(帰国?)しました。
数年前は、それにあわせて弓道部の仲間に声を掛けて集まっていたのですが、
このところ予定があいませんでした。

フランス在住の友人の来日を知った数日前、
たまたま、三島の近くに住む別の友人と、その友人の話をしていました。

以前から三島のうなぎがおいしいと聞いてい、
食べに行きたいと思っていたのですがなかなか機会がありませんでした。
今年はうなぎを食べ行きたいと。
フランス在住の友人は、そのうなぎがとても好きでだったのですが、今年は帰ってくるだろうかと。

そんな偶然もあるものか、
それならばと、フランス在住の友人を誘って三島のうなぎを食べにいきました。


三島の友人が毎年送ってくれるわさびの甘酢付け
すっかり我が家の春の風物詩となっています。

私と妻は車で、フランス在住の友人と三島駅で待ち合わせ。
横浜に滞在していると言うので一緒に車に乗っていけば?と言ったのですが、
「一人で『世界の車窓から』がしたい」と、まあわかる。
僕も一人なら東海道線で行きたいところだけど、二人だと車の方が安いので。

目的の「うな繁」で三島の友人と合流
混むと聞いていたので早く付いたら、駐車場は空いていて、
友人がすでに整理券をとっていてくれたので、開店まで30分くらいありました。
近くに源頼朝・義経が対面したという場所があるというので案内してくれました。


八幡神社の対面石
石が台座に乗っているけど・・・

大河ドラマで義経をやったときは大変な賑わいだったそうだけど、
今は静かで周りよりも涼しくて神域の雰囲気がある。


境内をみていると、十二単の女性と束帯の男性が社殿にやってきました。
結婚式のようです。
十二単の女性が少しガッチリした方で、裾を持ち上げてドスドスと歩かれていて、
後ろから付いてきた振袖の女性が身のこなしがたおやかだったので、
あちらの方がお嫁さんの方がいいのでは?と好き勝手な事をいう一同。


開店の時間になったので、店へ。
下げている荷物はフランス在住の友人に梅干と味噌。
帰り重かったかな。

さて何を頼もうか。
事前に調べていたけど、いい値段です。
いつもだと自分が食べたいものを頼んでしまうので「特選国産うな重!」(4,600円!)となるのですが、
友人達はどうするかな。
経済的に困っているわけではないので、
僕がこれを頼んでも気まずい事にはならないと思うけど・・・
ここは機を見るに敏な妻にお伺いをたててみる。
「ボク、うな重(3,300円)にしようかな」
「えーホント?せっかくなんだから特選国産うな重にしたら?私特選」
ほう、ここは特選に行っていい場面ですか。
注文をききにきたので、「特選!」というと私も、私もと、結局みな特選になりました。


特選国産うな重4,600円!
注文を受けてから焼くので時間がかかると書いてあったけど割りとすぐ来ました。
やわらかい!これはうまい!

しばし高校の昔話をしたり、フランスの話や、三島の友人の家業の話など・・・

食事が終わって、千本松原かスカイウォークでも行こうかと言っていたのですが、
フランス在住の友人は明日帰国なので準備をしなければならないということで三島駅まで送って、
私と妻は、妻が目ざとく見つけた金物屋さんに寄りました。


めぼしい物はなかったようなのですが、
同じ商店街で次から次へと妻の興味を引く店が現れるようで・・・


ボタンの店!?

ニットショップ!?

この商店街は危険だ、ここは魔界か・・・

この商店街は三島大社の参道のようです。
せっかくここまできたのだから参拝していこう。

参道にはうなぎ屋が多くてどこも行列。
そして・・・


陶器店!?

陶器店!?

なんなのこの街

三島茶碗は有名ですが、あれは李氏朝鮮で焼かれた茶碗の模様が三島暦に似ていたから。
三島で焼かれたものではないのですが、現在は三島で三島茶碗を焼いているのです。
三島茶碗文化振興会

そして三島とは関係ない久松のつぼを買う妻


三島大社社殿 重要文化財


フランス在住の友人からもらったシードル
辛口でさぱっりしていて、あっという間に空いてしまいました。