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ダイワ メタリア ライトアジ 180 インプレッション [釣り道具]

LTアジにメタルトップなんか必要なの?
メタリアからライトアジ専用竿が出ると聞いて、
ほぼ全ての人がそう考えたのではないかと思います。
私もそう思いました。
ライトアジBBやライトアジXでも十分な釣果が出ます。
50cmくらいのヒラメも上がります(目撃者談)

しかし、仕舞128cmはすばらしい!
ワンピース180cmやバットジョイント150cmにしなかったダイワの心意気(?)に敬意を表して買ってしまいました。
エアセンサーシートカッコいいし。

使う前は、極鋭カワハギやエメラルダス AGSのように、
メタルトップ部分だけが柔らかい竿なのかと思っていいました。
30号の錘を下げてみると、穂先全体が柔らかいく、
メタルトップ部分が完全に下を向きます。
トップが柔軟でトップ部分だけが曲がる、
リーディング 73 MH-190・Vに似た調子です。
竿全体が弧を描くリーディング 64 MH-190・Vとは全く違います。
もちろん胴自体はリーディング 73 MH-190・Vの方が強いので、
リーディング 73 M-190・Vが近いのでしょうか。

メタリアのプロモーションで気になっていたのが、


「アジのモタレあたりを明確に表現」
メタリア ライトアジ



モタレあたりってなに?


魚がエサを食ったときに、わずかに伝わる重みのこと。
D.Y.F.C 釣り用語辞典




「もたれ」と呼ぶ、ごくわずかな重み、わずかな違和感のあたりが出るようになる
江戸前考 ~釣った、食べた、少し考えた~




明確なアタリではない、
違和感や竿先がわずかにもたれる(まがる)ようなあたり

らしいです。
ライトアジを5年くらいやってきたけれど、そんなアタリを感じた事がない。
今まで使ってきたリアランサー ライトアジは、かなり手感度が良い竿です。
シコイワシやネンブツダイのアタリが明確に分かります。
潮の重さの変化、ラインの近くを魚が通る感じが分かります。
そんな事を伝えてくれる竿で分からなかったモタレというものが、分かるのだろうか?
いや、そもそも、手に伝わるアタリが鈍いからモタレになるのではないか?
そんな疑念を持ちつつ、メタリアを使ってみました。

この日はアジの型が大きく、30cmオーバーがほとんど。
35cmオーバーがポンポン出ました。
ところが、アタリがとても小さいのです。
アジが反転せず、竿先が少し動くだけのアタリ
そこで聞き合わせると、ズンッと重くなる。
もしかしてこれがモタレ?

ただし、メタリアでないとわからないかというと、そんな事はありません。
同じ日に初めて使ったサーベルマスターテンビンM165でもアタリが分かりました。
おそらくリアランサーでも分かるのだと思いますが、
リアランサーライトアジが登場してから7年の進化はありかもしれません。

40cm弱のアジが掛かると、さすがにパワー不足は否めません。
リールのドラグが滑って巻けなくなります。
それでもリアランサーに比べて20cm長いので余裕はあります。
10年前のSC小船ではなく、最新のリールを使えば、
巻き上げも余裕がでるかもしれません。



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