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ダイワ リーディング 73 MH-190・V インプレッション [釣り道具]

一年で三回しか使用できませんでしたが、
感想を書きたいと思います。


剣崎 イサキ


サニーFL60号
水深 20~60m

6月の仕立て船で、周りは80号のところで60号を使用しました。
まだウィリーのジャークがよくわからないので見様見真似でしたが、
周りの船でもほとんど釣れない厳しい状況で初のイサキを釣る事ができました。
特に感度が良いと思う事はありませんでしたが、
潮の重さは分かります。

アジ狙いの水深60mで水の入ったプラカゴ60号を巻き上げるとかなり疲れます。
この竿で手巻きだとこのあたりが限界かなと感じます。

イサキはこの竿を購入した目的の一つでしたが、
もう少し魚を掛けないとわからないという感想でした。


東京湾 LTアジ


アンドンビシ40号
水深 30~40m

10月のLTアジ船

ギガアジを主に考えていたので、
普通サイズのアジを釣るには明らかにオーバーパワーです。
とはいえ、穂先が柔らかいのでアタリは明確に分かるし、
バレが多いという事もないので、
釣りにならないという事はありません。

竿のパワーが違うので錘40号では当たり前ですが、
リアランサーライトアジに比べると、水中から伝わる情報が少ない。
潮の流れやビシが揺れが分かりません。

一旦ギガアジが掛かってしまえば、安心感は圧倒的にリーディング。
ギガアジの引きをいなして、リールのハンドルが滑る事もなく上がってきます。
それでも、掛けたあとに苦労するのは分かっていても、
リアランサーを選びたくなりました。
このあたりは慣れなのかもしれません。
水中の情報が多いからと言って釣れるわけではありません。
むしろ、アタリが的確に分かるのであれば、
無駄な情報の無い竿の方が疲れないような気もしました。

この竿を使いこなすためには、
穂先でアタリを取る事に慣れる必要がありそうです。

またギガアジの水面バラシが一回ありました。
リアランサーライトアジでは水面バラシはあまり起きないので、
引きをいなしきれず口切れが起こってしまったのかもしれません。

相模湾 イサキ・アジ


サニーFL60号
水深 10~50m

プラカゴ60号は、この竿のベストな負荷かもしれません。
たとえ20mといえども、水が入ったプラカゴはかなりの重さがあります。
これにウリンボウが二匹も付くとそこその負荷になります。
これ以上重く感じると手巻きでは辛いかもしれません。
サバやイナダが掛かってしまうと、
強引に巻いて引き上げてしまわないとお祭り必至ですが、
手巻きで強引に引き寄せられました。

水深45mくらいでアジが来た時は、
手にアタリが伝わる前に、竿先のかすかな震えから手に一気に引き込まれました。
初めて竿先のアタリを実感した瞬間でした。

そこからは、38cmのアジを安定して上げて来ることができました。
やはり安心感があります。
一方で、アタリはあるが針掛かりしない事がありました。
釣果を求めるのであれば、対策が必要かもしれません。

64 MH-190・Vとの比較


64 MH-190をまだ使っていないので陸上での比較になるます。
以前も書いた事がありますが、穂先は73 MH-190の方が柔らかくなっています。
簡単に言えば、64 MH-190は全体が曲がり、73 MH-190は穂先の下までが曲がるので、
同じ重さの錘を下げた場合は、
64 MH-190の負荷の方が強く感じるので、硬い竿のような感覚があります。

宇佐美のカイワリ


ギガアジと並んでターゲットだった宇佐美のカイワリはまだできていません。
来シーズンは、電動、80号のカイワリにチャレンジしたいと思っています。





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ダイワ エメラルダス AGS 60L-SMT BOAT インプレッション [釣り道具]

がまかつのEGTR S510M-Solid.Fと
エメラルダス 511ML-SMTに代表されるショートロッドは、
今ではすっかり主流になって、
和らかく長い竿にこだわった「先生」のシマノでも、
5フィート代を出さなくてはならなくなったようです。
一方、2019年のモデルチェンジで、
がまかつ・ダイワがともに、柔らかく低反発の竿でエギの安定性を謳って来た事は、
エギの安定性を強調してきたシマノの主張が正しかった事を裏付けているのかもしれません。

がまかつ・ダイワが、
6フィート、6フィート5インチ、7フィートをそろえてきた事で、
今後ティップランロッドは、この3種に集約していくのでしょうか。
ダイワもシマノも6フィート6インチとか7インチとか8インチとか、
微妙な長さを出していました。
せっかくグレードが違うのだから長さを変えたいとか、
他のメーカーと被らないようにとか、
色々思惑はあるのかもしれませんが、
これからは、他と被ってもロッドのグレードが違っても長さは同じでいいんじゃない?

私が初めて使ったロッドは、バレーヒルのレトロマティック RMS-63Sでした。
元ガイドが低く風でラインがブランクスに張り付てしまう以外は、
使いやすいロッドでしたが、
EGTR S510Mを使った時は、その使いやすさの本当に驚きました。
軽さ、感度、ジャークのし易さ、
全てが今まで使ってきた竿の中で一番だったと思います。
本当であればEGTR S510Mを使っていたかったのですが、
妻が使っていたEGTR S510Mで初めてティップの破損に直面し、
コスト的に難しいと思わざるをえませんでした。
そこで、「折れない」エメラルダス 511ML-SMTを使うようになりますが、
511M-SMTに柔らべると柔らかくなったという 511ML-SMTでさえ、
EGTR S510Mに比べると棒を振っているような感じで、しっくり来ませんでした。
それに、問題はやはり仕舞寸法です。
ワンピースで180cmの511ML-SMTはやはり嵩張る。

そこに登場したのが60L-SMTでした。

60L-SMTは511ML-SMTより穂先は固く、全体は柔らかい竿です。
Lパワー(45gまで対応)ですが、
30gを中心に、それ以上ならばベイトを使う事を前提にしていました。
しかし、糸ふけを出さないタッチアンドゴーをするためには、
35gを中心に45から50g程度を使う事になってしまいましたが、
アントラージュS3(43g)やダートマックスTR30g+シンカー20gが十分使えました。

適度に胴が入ってくれるのか、EGTR S510Mほどでないにしても、
511ML-SMTよりはジャークがしっくりきます。

糸ふけを出さないタッチアンドゴーを試した時は、
7フィートのロッドも持っていきましたが、竿に角度がつけられないので着底が分かりにくく、
6フォート程度にするのが良いようです。




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エメラルダス AGS 62MB-SMT BOAT インプレッション [釣り道具]

始めは、お助けリグ専用で使用していましたが、
波が高い時は、重くしたエギ単体でも使用しています。
エギ単体で使用しても着底に神経を使わなくていいので楽です。

そもそも、ティップランは、
落とす・ジャーク・ステイの繰り返しなので、
ベイトの方が向いているのではないかと思っていました。
問題は、ベイトでは細いPEが使えないのでエギを重くしてくてはならない事。
エギはなるべく軽い方が良いというのが定説だったので、
フォールで抵抗がなく、細い糸が使えるスピニングが圧倒的に有利で、
あえてベイトを使う利点は無いと言われてきました。
しかし、必然的に重くなるお助けリグの登場と、
深場で重いエギを使う場合のベイトの有用性が見直されて行きました。
(メーカーの戦略もあるでしょうが)
決定打となったのは、がまかつの永田さんやFP志摩の谷口船長が提唱する「タッチアンドゴー」
糸ふけを出さずに着底後直ぐに底を切る為には、エギを軽くする必要はありません。
また、ベイトリールの進化で、PE0.6号を使っても全くトラブルがありません。
そうなると、立ち上がりの早いベイトはには有用性があると思います。
事実、昨年の宇佐美では、エギ単体で着底後すぐにアタリがありました。

エメラルダス AGS 66MB-SMT BOAT
デッキステージ EGTR B62MH-Solid.F
エメラルダス AGS 62MB-SMT BOAT
セフィア エクスチューン レッドデビル B605MH-S
を使ってきましたが、現在のところ62MB-SMTに落ち着いています。

66MB-SMTと比較


66MB-SMTと比べるとSMTが硬い感じがありますが、
お助けリグを使う限りティップの曲がりがそれほどの差になるとは思えませんでした。
あえて言えば、早いジャークは62MB-SMTの方が楽かもくらい。
潮が流れていない状態であれば双方に大差はありませんが、
波が高い時は66MB-SMTくらいの長さがあると気持ちが楽です。

私の車は仕舞が130以内であると積載がとても楽なのですが、
152cmという仕舞の不自由さを我慢してまで使用するメリットは感じませんでした。

EGTR B62MH-Solid.Fと比較


62MB-SMTはEGTR B62MH-Solid.Fに比べても穂先にハリがあります。
この二つは非常に似た印象で、
EGTR S62MH-Solid.Fのメリットはスパイラルガイドですが、
それだけなら折れないSMTの62MB- SMTでいいのではないかと思います。

B605MH-Sと比較


沖縄の深場アオリまで想定して140gまで対応しているので、
シャクリと同船して相模湾で春の大物を狙う時に使えないかと思い手に入れました。
B605MH-Sも、ティップだけが曲がる62MB-SMTやB62MHとはかなり調子が違い、
ティップの下も曲がります。
60gを下げるとティップが大きく曲がる62MB-SMTよりも余裕があります。
竿の作りが非常に良く、ティップ・ブランクスともに信頼感があります。
しかし、相模湾の春アオリは厳しい東京湾の方が釣果が良いので、出かける機会がなかった事。
155cmという仕舞の不自由さを考えると、やはり不便で手放しました。



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第四回 飛騨高山 木曽~高山~輪島 [旅行など]

GWに出かけるという未だかつてない事をしてみて、
世間が休む大型連休に出かけるには、
多くのホテルが予約受付を始める半年前から宿を抑える事が必要だとわかりました。
(今更・・・)

今年は予約が始まるとすぐに、GWも泊まった福野のホテルを2泊抑えました。
ここは、飛騨・金沢・富山から一時間
どこにでも行けるから、予定は後から考えればいいや。

やはり妻は高山の漆器店に行きたいらしい。

さすがに35度超え連発の暑さでは、ガッタンゴーはつらいだろう。
金沢かな?
でも金沢も暑いよね。
真夏の街歩きはつらいから冬の方がいい。
それに、最近復元整備作業をしている金沢城は、鼠多門の復元工事中
どうせなら鼠多門が完成してから行きたい。

※金沢城の復元作業はバリアフリーに配慮し、
「誰でもが利用できる」という史跡整備の理念を体現した素晴らしいものです。


暑いから涼しいところがいいか。
上高地をハイキングしてから高山はどうだろう?
大正池から明神池を周って12キロ・・・辛いか。
室堂?乗鞍畳平?黒部峡谷鉄道?
独断で避暑&ハイキングに決まりかけていたところで、妻が足を痛めてしいました。
歩くのは無理っぽい。
(きっと高山に行けば歩くだろうけど)

さらに、妻の仕事の都合で一泊しかできなくなりました。

そうなると高山によったあとに富山・高岡あたりかな、
能登ならあまり歩かなくてもいいかも。
一日目 高山、安田城・富山城・高岡城・瑞龍寺
二日目 能登、七尾城、氷見
そんな予定が固まりかけていたころ、父が木曽に行きたいと言いだしました。

この夏、入院した父は、
しばらく前から闘病をしている、
昔懇意にしていた奈良井の漆器屋の主人が気になって、
電話をしてみたが使われていないというアナウンスが流れた、様子を見に行きたいと。

観光協会に電話をしてみると、固定電話をやめてしまったらしいが、営業はしているとの事。
それなら高山に行く途中で寄ってくるよという事になり出来た予定がこれ。

予定
8月11日
3時半発
圏央道・中央道で木曽
木曽平沢
奈良井
藪原
木曽福島
開田高原(木曽馬の里)
高山
福野泊

8月12日
なぎさドライブウェイ
妙成寺
巌門
機具岩
増穂浦海岸(桜貝)
関野鼻 裸弁天
琴ヶ浜(鳴き砂)
輪島
千枚田
見附島
七尾城
氷見番屋

北陸道・上信越道・関越・圏央道・東名で帰宅
渋滞を避けるために
横川SA 21:30
高坂SA 22:30
海老名SA 23:30
に通過する


図らずも、木曽・飛騨・輪島の漆器の産地を巡る旅になりました。

奈良井からは奈川から安房道路に出るルートもあるけど、
開田高原を抜けるルートがすごくよくなったらしい。

2日目は能登へ、ドライブになるので暑くても大丈夫だろう。
能登半島を一周してそのまま帰路に就くので行動開始は少し遅めにする。
時間が押すようなら能登のシンボル見附島は割愛。

1日目 8月11日


始め目的地が奈良井になったのでそれほど早く出る必要はないけれど、
渋滞が始まる前に相模湖を抜けるためには4時がリミットだと予想。
3時半に起きたけれど、
急ぐ気持ちもないのでモタモタとして出発は4時になってしまいました。

横浜-木曽路


東名・圏央道・中央道、さすがに交通量が多い。
それも山梨に入ると車が減ってくる。
順調に走って塩尻の看板が見えてくる。
高速を降りるのでトイレ休憩をと思ってみるけど、
中央高原や諏訪湖は交通整理がでて入口に車列ができている。
さすがにお盆。
車列のないみどり湖に入ったけれど大混雑で、大型スペースや流動帯まで車が止まっている始末。

塩尻で降りてなにやらナビの誘導でなにやら細い道を走らされてR19に合流
道路の温度計は19度、さすがに涼しい。

木曽の入口に到着したのは7時ごろ

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石碑の少し手前に駐車スペースがあります。

石碑の手前でトンネル工事が行われていました。
桜沢から奈良井までが対岸のトンネルでバイパスされるそうです。

奈良井


石碑から20分ほど、40数年ぶりの奈良井です。
昔は駅前の駐車場に停めたりしていましたが、
現在は一般車の乗り入れが禁止されているので「道の駅 奈良井木曽の大橋」に停めました。 

朝早いからまだ人がいないはず。
街並みを見てみよう。

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丁度お祭りのようです。
昔お盆のお祭りのときに居た事があるような気がする。

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このあたりは伝統建築ではなかったような気がするのですが、
綺麗な街並みになりましたね。

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昔から水が豊富で、夏でも水道から冷たい水がでてきました。
この用水も暫く手を入れていると痺れるくらいです。

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お盆のお飾りでしょうか。
馬ではなく鹿のようです。

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今回の目的、松坂屋
周りの店がどこも開いていない早い時間なのに、もう店を開けていました。

幼い頃は休みの度に家族で訪れていたので、
親戚が居るような感じでした。
そのころは、まだ電線もあったし伝統建築ではない住宅もかなりありました。

ご主人は塗職人で、奈良井を馬籠や妻籠のように伝統建築で整備した街にしたいと話していた事を、
子供心に覚えています。
その熱意が広がって、奈良井全体が伝統建築の街並みになっています。

ご主人は病気で入院中でしたが、女将さんが覚えていてくれました。

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そうそう、この桜茶がいつも出てきました。
懐かしい。

近況などをお話しして、ともかくも一つ目的をはたしました。

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もうコスモスが咲いています。

店が開いてきたので漆器を見てみましたが、
お土産物が多くなっているようです。
昔はため息の出るような蒔絵の座卓や飾り棚が置いてありましたが、
蒔絵は重箱やお椀、それも作られてから時間がたったものばかりのようでした。

朝は涼しかったのに、日が出いるとさすがに暑くなってきました。
奈良井でも30度を超えるそうです。

それにしても、良いところだ。
なんで今まで40年も来なかったのだろう。


平沢


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早朝だったので通りすぎた道の駅 木曽ならかわの工芸館ががある、
一つ前の宿場、平沢に戻りました。
道の駅だから仕方がないですが、ここもお土産中心ですね。
木曽独特の堆朱の座卓があったのはさすがです。

漆公園に車を止めて平沢の町を歩いてみる事にしました。

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平沢も重要伝統的建造物群保存地区ですが、電柱もあり奈良井に比べると生活の感じがあります。
もともと平沢は漆器職人の町、塗職人の漆器店が多かったのですが、
早朝な事もあってか活気がありません。

それでも、入った店では、見事な漆器が置いてあり、さすがに職人の町です。

藪原


お六櫛で有名な藪原
昔は店先で櫛を作っている職人がいましたが、
現在では櫛を扱っている店はないようです。
道の駅 木曽川源流の里きそむらには一部置いてあるというので見ていましたが、
どうも昔と比べると見劣りしてしまいます。

そういえば、松坂屋のご主人は藪原の櫛に朱漆を塗って話題になり、代名詞となっていました。
いまでも店の看板は朱塗の櫛です。

藪原 おぎのや


木曽と言えば蕎麦
有名な店がいくつもありますが、藪原のおぎのやに行ってみることにします。

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え、これは木曽の蕎麦じゃないでしょ。
ものすごく洗練されている。
そして美味しい。

どうも名店、翁の系列らしいです。

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食後には、梅のシャーベット
洒落てる

木曽-高山


木曽から高山に抜けるには2ルート
藪原から奈川に出て安房道路を通るコースと開田高原を抜けるコース
40年前は開田高原から先が狭い道だったはずですが、
今では整備された事と木曽福島に寄るつもりだったので、
開田高原を抜けるコースにしました。
できれば御岳ロープウェイにも乗りたい。

しかし、木曽漆器の高級さにすっかり意気消沈してしまった妻
もう木曽福島で漆器を見る元気はなさそう。
気温が上がってきたこと、朝が早かったことで私も疲れてきました。
福島の山村代官所を観たかったけど割愛して開田高原に向かいます。
すると、朝から弁当を作っていた妻は、早々に意識を無くします。
それなら御岳ロープウェイも木曽馬の里も割愛でいいかな。
(ナビが示した木曽馬の里の入口が狭くて躊躇したこともある)

池ノ沢ポケットパークから九蔵峠が通行止めで迂回しました。
13時過ぎには高山に到着

日陰のある立体の花岡駐車場に停めました

高山


高山暑い!
標高高いんじゃないの?

昨日クール機能の付いたシャツとアームカバーとトランクスを買ってきてよかった。

いつものように漆器屋を見て歩いていると、五台山屋台のとなりに「こくわ」ののれん
前回作業場に行ってしまった「こくわ」じゃないの?
「あ、ほんとうだ」

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さっそく弁当箱に吸い寄せられる妻
小遣いを前借してお買い上げ。

それにしても暑い

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あんまり暑いので観光客が宮川に入ってしまうくらい

いつも栃の実せんべいを買う前畑点心堂のおばさん
「去年がすごく暑くて、今年から店にエアコン付けました」
「朝晩は寒いくらいなんだけどね」
やっぱり異常気象だ・・・

福野


広い、綺麗、安い、GWでも値段が変わらない。
このホテルがあったから今回旅行に来たようなものです。

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前回は貸し切りで食べられなかった刺身定食
富山はお米がおいしい。

2日目 8月12日


昨日疲れて早く寝たからか、空腹で目が覚めました。
開始時間とともに朝食。

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朝食、毎回同じメニューだけれど、お米が美味しいので食べてしまう。

今日は能登を周って帰ります。
一日運転しなければならないので出発はゆっくりと9時。

能登を訪れたのは10歳くらいだったでしょうか。
金沢から観光バスで西側を千枚田まで行きました。
冬の事でした。

しかし何処を見たのか記憶がありません。
なぎさドライブウェイをバスで走った事
重く垂れこめた雲
高波に洗われるテーブルのような岩で岩海苔を取ると聞いて怖かった事
洞窟の弁天象
そんな事を断片的に覚えています。

なぎさドライブウェイ


なぎさドライブウェイまでは国道471で行けますが、
ナビは県道279、同48、同273、同16から国道471に出ました。
福野からは50分ほど。

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分かっていても砂浜を車で走るのは違和感があります。
海側にロープが張られているのは海水浴シーズンからでしょうか。
制限速度や駐車禁止の標識もたっています。
どちらも記憶にはなかったものです。

途中所々に駐車可能スペースがあるので、少し車を止めて砂浜に降りました。
硬く締まっているとは言えそこは砂、しっかり落とさないと、
フロアマットが砂だらけになります。

「もっと走りたい、戻ろう!」
妻はとても気に入ったらしく、Uターンして戻る事になりました。


妙成寺


どこかに出かける事になると、国宝や重要文化財があるか調べます。
能登では、
建築物は、住宅や民家が多く、あまり興味がありません。
仏像は、豊財院の馬頭観音、法華寺の不動明王がありますが、
事前予約が必要だったたり、時間の問題などで予定に入れる事ができませんでした。
そんな下調べで重文の五重塔がある事を知りました。
見た記憶がないので、以前能登を訪れた時にはコースに入っていなかったのでしょう。

気多大社の前を通って30分ほどで妙成寺に到着しました。
気多大社社殿も重要文化財ですが時間の関係で割愛する事にしました。
しかし実は下調べの段階で正覚院(気多大社神宮寺)の阿弥陀如来を見落としていました。
これは見たかった。

妙成寺の拝観料は500円です。
私の興味の対象は、ほぼ五重塔に絞られているのですが、
本堂他重文10棟を持つ立派な伽藍です。
さすがに加賀藩三代藩主前田利常の生母、寿福院の帰依を受けた寺です。

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重要文化財 五重塔 1618年建立

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重要文化財 本堂 1614年建立

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重要文化財の書院の庭園から望む五重塔

巌門


能登の西側(外浦)は変化に富んだ海岸線が能登金剛と言われる景勝地として知られていますが、
全く記憶がありません。
とりあえずという感じで巌門に寄ってみました。

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能登金剛センターから階段を下りていくと、波に削られた洞窟が見えてきます。

それにしても暑い

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暑さに耐えかねてかき氷


増穂浦海岸


巌門を過ぎると機具岩(夫婦岩)があり、展望所が設置されていますが、
「なにそれ?岩でしょ?」という妻の冷たい一言でパス。
桜貝で有名な増穂浦海岸を目指します。

道の駅 とぎ海街道に車を止めました。

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桜貝が打ち寄せされるのは冬場、
夏にほぼ期待できないようです。
ところが、海岸に降りてみると真剣に貝を探し始める妻、
なにやら小さな貝を手に戻ってくるまで半刻はあったでしょうか。
なぎさドライブウェイもそうでしたが、
思いもかけないような事を気に入るのが、未だに妻の分からないところです。

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これは妻が道の駅で買ったサザエ最中
立体的で凝った作り、
中には岩海苔が入っていて、一口目に磯の香りが広がる凝った趣向。

予想以上の暑さですでに2回の着替えをして、もう替えがありません。
道の駅近くのスーパーで下着とシャツを買いました。
これでもう少し汗をかいても大丈夫。


関野鼻


洞窟の中に弁天像があった。

顔も姿もよく覚えていないのですが、
薄暗い洞窟にうっすらと浮かぶ裸弁天の白い胡粉の色、
それだけははっきりと覚えています。
なぜそれだけ覚えているのか
少年が受けた印象は強かったのでしょうか。

他に裸弁天というと江の島くらいしか思いつきません。
珍しい事に間違いはない。
しかし、調べてみてもそれらしい場所が見つかりません。
やがて、関野鼻という場所に弁天が祭られていたこと、
能登地震で参道が崩れてしまった事がわかりました。
自己責任なら降りられる?

ナビに案内された場所は、何もない駐車場。
釣りの人が一台車を止めていました。

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観光施設の跡地です。

とりあえず降りてみると朽ちたお堂と弁天様の由来を書いた看板
そこここが立ち入り禁止になっていて、裸弁天がどこにあったのかわかりません。

帰宅後にもう一度調べてみると、
関野鼻の岬の方に地震で通行禁止になった洞窟通じる道の跡があったようです。
いずれにせよ、あの消耗では降りられなかったでしょう。


輪島


13時頃には輪島に着きたい。

そんな漠然とした予定があったのですが、
道の駅 輪島に着いたのは既に2時間過ぎた15時でした。

輪島と言えば黒島の重要伝統的建造物群保存地区がありますが、
もう外に出る気力がありませんでした。
黒島の手前にあったテーブルみたいな岩が岩海苔を取ると聞いた場所だったのかな。
夏だと随分印象が違います。

何か食べようと思ったのですが、ピークを過ぎた店は開店休業状態
「ごはんがないんですよ」
はあ、それでも営業するんですか?

道々昨日のおにぎりと唐揚げを食べてきたのでそれほど空腹なわけでもありません。
それでもこれから七尾まで移動するので、何か食べておいた方が良いと、
漆器会館あたりの店もみてみましたが、既に終わっていました。

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輪島塗会館
さすがに輪島、綺麗な艶のある朱の椀や盆が並んでいます。
「買えないし、使う機会がないし」
高級品はそういうものだよ。

どうも木曽と輪島の漆器は妻には合わなかったようです。

千枚田


能登に来たのだから千枚田は見ておきたい。
(妻の知っている数少ない名所だから)

道の駅 千枚田 ポケットパークの駐車場は10台近い行列になっていました。
少し先でUターンすると道の反対側に駐車スペースがあり、
丁度一台分空いていました。
よかった。

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この風景は、田んぼに水が見える方が映えそうですね。

それにしてもこの海と空の青、
そういえばいままで冬の日本海しか見た事がなかったけれど、
今回で日本海のイメージが変わりました。

千枚田-氷見


予定より二時間遅れている行程、
能登のシンボル見附島と僕の趣味の七尾城はカットして氷見に向かう事にします。
能越自動車道かと思いきや、七尾から山越えを選択したナビ
なんで?

途中、道の駅 織姫の里なかのとに寄りました。
この旅行ですっかり農作物を売っている道の駅が好きになった妻
道の駅書いた看板がでは何故か起きていて
「野菜売ってるかな」
と寝言のように言うので、寄る事になります。

道の駅 氷見 漁港場外市場ひみ番屋街に着いたのは18時くらい。
店が閉まっていて夕飯を食べるところがない。
隣の温泉施設や街中を調べれば何かあるでしょうが、
いまから街中をうろつくには疲れています。
途中に何かあれば寄る、なければ帰りのSAにする事にして、帰路につきました。

道の駅 カモンパーク新湊


「道の駅だって」
またか!

北陸道を目指して射水を走っているところ、
辺りはすっかり暗くなっても煌々と明るい場所がありました。
まだやっているのかな?

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道の駅 カモンパーク新湊は、20時までやっているようです。

まだお土産を買わなければならないところがあるので好都合でした。
そしてイートインでは、白エビのかき揚げそばがあります。

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白エビのかき揚げそば定食
やっぱり富山はお米が美味しい。

射水-横浜


小杉ICから北陸道に乗ったのは20時ごろ
上信越、関越、圏央道、東名、渋滞が解消していく時間に通過して、帰宅は2時半でした。

走行距離 1229km



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真夏のエギタコ 横内丸 [船釣り]

データ


於:金沢漁港 横内丸
日:2019/8/31
時:7:30-13:00
同行:妻

道具


エギタコX 180
フネXT 150P PE4号 フロロ10号
レッツライド 3.5号 ホワイト・イエロー・オレンジ・グリーン
蛸墨族 ホワイトグロー・ミドリエビ  
ハリミツ 船タコ ツインスイベルM
六角錘30号


オクトパスゲームエアーK OGAK18M
フネXT 150P PE4号 フロロ10号

釣果


マダコ10 (リリース2)
妻 マダコ7(リリース1)
二人で8kg

今回の準備


前回のタコを食べ切ったころ、またタコに行きたいを言いだす妻
しかしあなた、来月は日曜の全てが休日出勤で、
連休二回がぶった切られているというブラックな勤務でしょ。
前回のタコの準備に掛かりすぎているし・・・
「タコ行きたかったのに!」
31日しかないか。

前回のリールは大きすぎました。
もう少しコンパクトなリールでもよさそう。
コンパクトでドラグ力5kgなので少し不安があるけれど、
フネXT 150PにPE4号を100m巻きました。

前回折ってしまった妻の竿は修理、私は中古で見つけたエギタコXにしました。
前回ティップが柔らかすぎると感じたタコエギ BB S175に比べると、いくらか固いティップです。
大きな違いは、ティップ部分のガイド

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上 エギタコX
下 タコエギ BB S175
エギタコXの方がガイドの数が多くなっています。
その分、ティップの追従性が良いだろうと考えました。

問題はタコエギ
前回は20本もロストしてしまったので、快適船タコエギや蛸墨族(1個800円以上)を揃えるわけにもいかない。
ネットで見つけた1個250円のレッツライドを20本購入。
それでも前回の1/3以下です。
しかし、それだけだとアピール不足かもしれない。
そこで、パワーブレードを購入。

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取付に困りましたが、真ん中のカンナに潰したスナップリングを通して、
ビニールチューブを切って止めました。

私が必死でローコストの工夫をしているのに、
釣り前日に妻宛てにアマゾンから届いた荷物から出てきたのは蛸墨族(1個800円以上)。
いいけどさーロストしないようにしないとねー

忘れてはいけないのはタコを入れるネット。
洗濯ネットがいいらしいけど、慌てているときにファスナーを開けられるろうか。

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今回は紐で縛るネットにしました。

問題はスイベルです。
ツインスイベルが売り切れで手持ちの3個しかありません。

前回タコ・アジだった横内丸は翌日のお祭り準備の為にタコのみで13時上がり
9月からは客の要望でタコのみになるようです。
アジがあるのは気分転換とお土産保険になってよかったのに。

本牧や山下で一日船、金沢漁港ではショート(13時まで)と半日の船が出ていますが、
混雑が予想されるし、乗った事がない船なので何時に行けばいいか想像がつきません。
妻が同行するので並んで座れないと困るので、
今回も抽選で席が決まる横内丸にしました。


状況は厳しくなっているような気が・・・


今年はタコが絶好調なので休日はどこの船も満員のようです。
今回は席決め抽選に間に合うように早く出たら、5時半くらいについてしまいました。

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6時にトランプを引いて抽選、残っていた数枚の一つを引いたら2番でした。
くじ運がないのにこんな事もあるんだ。
左舷トモにしましたが、トイレの前なので時々臭い・・・

8月になり横浜が解禁になって、
釣り場が近くなり、根掛かりも少くなったようですが、
開始時間が8時ということで出船まで一時間半くらいあります。
船宿の前も日陰じゃないし、
船から降りると満員の座席を移動しなかればならないので、
みな釣り座で出船を待っていました。

7時半くらいに出船
船はゆっくりと幸浦沖へ

岸からだいぶ離れていますが、背のようで水深は20mないくらい。
根掛かりは無いというけれど、半信半疑なのでエギ一本でスタート。
周りの人たちは、エギ2個や3個にタコベイトやら吹き流しやら装飾も豊富。
スプレーをかけている人もいる。

確かに根掛かりはないけど、アタリもない。
船内も反応なく、早々にパタパタと釣れた前回とは違う感じです。
それでは、とエギ2個にチェンジ、エギはオレンジとホワイト。

一時間ぐらいたったでしょうか、キャストして誘っていると、重みが乗りました。

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小さい・・・
でも船中一杯目だったらしい。
とてもこんなサイズと思えないくらい重かったんだけどな、
足開いて上がってくるからなか。

リズムに乗っていきたいところですが、
バックラッシュでラインを10mほど切ってリーダーを繋ぎ直し。
余り糸を切ろうとしたらラインを切ってしまい、またリーダーを繋ぎ直し。

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1杯目から45分後くらいに2杯目
これもかなり重かったんだけど、それほど大きくない。
2杯でやっと1kです。

流し替えでタコの様子を見てみると
あれ!1匹いない!
飾り玉で閉めていたネットの口を開けて脱走したらしい。
どこ行ったタコ!
「あ、あれじゃない!」
妻の言う方を見てみると、反対側の席の下の角に隠れているタコ発見。
これは紐を縛らないとダメだ。

タコは辺りかまわず張り付いて、少し目を離すと脱走しようとします。
船には排水口があり一応穴の開いたカバーがついていますが、
壊れている隙間から潜り込まれたらサヨウナラ。
ところが、ネットの紐を縛っていると、紐をほどく間タコを見ていられません。
紐は失敗だったか。

私が4杯くらい釣ったころ。
妻はまだ一杯も釣れていません。
乗っても掛からないとかバレたとか
それ根か貝殻じゃないのかな(この後貝殻が大量に登場する)
「やっときたー!」
あ、見えた、それはタコだね。
写真を撮ろうとカメラを用意していると
「あー!」
え、どうしたの?
「船体に張り付かれてバレた!写真なんかどうでもいいのに!」
それは言いがかりだ

一度エギをイエロー・グリーンに変えたのですがアタリがなく、
周りで釣れてた色がオレンジだったのでオレンジ・ホワイトに戻しました。

「今度こそ釣れたー!」

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僕も釣れた

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これは重い!
と思ったら、貝殻を沢山抱いてきて、ボロボロと落ちる。
水面でかなり外れたので、これでも一部ですよ。

6杯になったところで潮止まりでアタリが遠のいてきました。
調子の出なかった妻も6杯
流し替えでふと足元を見るとタコが。
あれ、どこから逃げてきた?
「あなたのじゃないの?」
まさかーしっかり縛ったし。
1匹~,2匹~,3匹~,4匹~,5匹~・・・一匹足りない~
ほんの少し紐が緩んでいたので脱走していました。

もう残りは一時間くらい。
ふと思いついてカラーチェンジ、グリーンとホワイトの蛸墨族(1個800円以上)
すると一投目からアタリがあった!
これは重い!
見えてきたのは法螺貝のような巻貝でした。
水面で外れてくれた。
「中に小さいタコがいたよ!」
えー僕からは見えなかった。

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こんな小さなタコが貝を抱いてくる。

小ダコを2杯リリース、カラーチェンジに効果はあったけど、サイズが上がらない。
あと一匹でツヌケなんだけど。

ガシッ!急に重くなって動かなくなりました。
え?最後の最後に根掛かりか。
9時くらいに根掛かりしたときに、
バックラッシュしていたらしくラインのコブから切れてしまったので、
ツインスイベルがもうない。
なんとか外れないか・・・
「ここ、根掛かりなんてします?」
前回狂気のタコ釣りで20kgを釣った人が一つ向こうにいて
(タコじゃないの?)
と煽ってくる。
「でかいんじゃないの?」
隣のオジサンもニコニコ

船が流れないのでラインが引き出される事がないので、暫く耐えていると・・・
動く、こいつ動くぞ
しかもすごく重い、なんだこれは。

「タモいるんじゃないの?」
妻の声に隣のオジサンがタモを用意してくれました。

見えた!
あれ?
でかい石が二つも離れていく
そんなに大きくない

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タモ入れしていただきました

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それでも今日一番大きい。

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1.5kgありました。
他のタコと比べると足の太さが全然違います。

この1杯を最後に10杯で終了となりました。

港に戻ると、女将さんが冷やし中華を用意していてくれました。
「卵ちゃんと焼いてあるね、キュウリ細いね」
これだけの準備をするのは大変だと思う。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。

帰宅後、今日食べる分以外のタコは冷凍に。
まとめて袋に入れたらなかなか固まらなくて、一匹毎がよさそうです。

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夕食は、タコの刺身、アヒージョ、酢だこ。
もうタコ焼きなんてもったいなくて考えもしません。

タコはやっぱりタフ


今回は根掛かりがない代わりに(船中で)タコも少なく、前回とは全く違った釣りになりました。
キャストと貝や石を抱いてくるタコの重みで肩と腕が痛くなりました。

今年はタコの当たり年だと、船宿も雑誌も煽っています。
実際よく釣れているのですが、それでも段々少なくなってきたようで、
船内では5杯くらいが多かったでしょうか。
他の船を見ても20杯を超える人はいなかったようです。
それでも例年に比べればすごい数なのですが。

装飾やスプレー等工夫をする人が多かったのですが、
釣果には直結していないようです。
(前日はエギに豚油を巻いた人が良く釣れていたと船長が言っていましたが)
やはり重要なのは誘い(シェイク)が合うか合わないかになのだと思います。

私は、はじめは大きめに誘っていましたが、
トップガイドが動かないようにティップだけ揺らすような誘いにしてから釣れるようになりました。
ステイや空アワセはしていません。
ただ、他の人が底が(貝で)ごつごつしていると言っていたのに、
私には明確に誘いを止めないとわからなかったので、
錘が浮き気味だったのか、
貝をクリアするくらい、自分が思っていたより誘いが大きかったのかもしれません。

今回の誘いだと、タコが乗ったタイミングが分かるのは遅いのかもしれません。
1.5kgの時は、重いと思ったときには張り付かれて根掛かりだと思いました。
その前に根掛かりだと思った時はPEのコブでラインが切れてしまいましたが、
もしかしたらこれもタコだったのかも。
今回は、流れがなかったので粘って捕れましたが、
このままでは運がないと大蛸は捕れないと思います。

エギタコXはタコエギ BB S175に比べて操作がしやすいと思います。
しかしガイド絡みが何度か発生しました.
タコエギ BB S175はほとんどキャストしていなかったので比べられませんが。

フネXTは、1.5kgのタコで石二個を抱いたタコでギリギリスプールが滑らずに巻けました。
ただもう少しパワーのあるリールの方が楽だと思います。

ハリミツ 船タコ ツインスイベルは、
他のスイベルと異なり錘が竿側にある構造が、
エギの接地に効果があったのではないかと思います。
根掛かりの少ない場所では有効かもしれません。
ただスナップが開いてエギをロストする事が私も妻も一回ずつありました。

誤算だったのはタコネット。
タコの監視をしながら紐をほどくのはかなり大変でした。
一回で塩噛みするかもしれないけど、
ファスナーの洗濯ネットの方が便利なのかもしれません。





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