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カワハギ 山下丸 厳冬の竹岡で竿頭 [船釣り]

データ


於:久比里 山下丸
日:2020/2/8
時:7:30-14:30
同行:妻

道具


メタリア カワハギ MHH-175-2
スティーレ100XG PE0.8 リーダー4号

メタリア カワハギ S/MH-175
スティーレ100HG PE0.8 リーダー4号

ウエア


ダイワ オーシャンサロペットレインスーツ DR-6006
シマノ ベーシック インシュレーション スーツ MD-055Q
シマノ アンダーシャツ 極厚タイプ IN-020N
シマノ アンダータイツ 極厚タイプ IN-025N
ダイワ デッキブーツ 
シマノ ソックス 厚手
シマノ ニットキャップ

釣果


カワハギ8 (竿頭)


久比里でカワハギか久比里でカワハギ以外か


妻が異動になります。
ここ数年、土日や祝日、夏休みなどを一緒に過ごす事ができましたが、
また以前の様にすれ違いのある生活が始まります。
何か予定が入ると月一回の釣りもできない事があるので、
今月は釣りに行っておこうと思っていたのですが、
妻が好きなカワハギの釣果がひどい。
それならば、混んでいる久比里よりも佐島の方が配当があるかもしれない?
いやいっそヒラメはどうだろう?
ところが妻は乗り気では無い様子。
どうして釣れなくてもカワハギに行きたがるのだろう?
それも厳しい久比里に。
「自分だって釣れないティップランに行くじゃん」
いやいや、結果釣れない事はあるけど、
なるべく釣れる時期を選んでるよ、4月以外は。
(いまのところ春は釣れるか釣れないかの賭け)
カワハギはもう今シーズン最後になると思うで、
できれば妻の希望を叶えてあげたいけど、
好きじゃない釣りで釣れないのは辛い。
僕は我慢できるだろうか。
自問しながら前々日まで山下丸、佐島、大原(ヒラメ)の釣果を眺める日々。
「無理にカワハギに行かなくていいよ」
とうとう不機嫌になる妻
そういうつもりじゃないんだけど。
本当に妻の希望を叶えてあげたいと思っているのだけど。
でもどうせカワハギに行くなら佐島より山下丸が良いかな。
船が大きくて綺麗だし、トイレも広くて綺麗。
妻には山下丸の方が良いと思う。


今シーズン最後のカワハギかな


5時に出発して6時前に到着。
駐車場が空いてる。
受付に行くと、
「今日は空いているから席を選んでもらっていいですよ」
山下丸は先着順なのですが、
妻と並んで席を取る必要があるけれど、
それほど早く行けるわけではないので、
予約時に席の確保をお願いしています。
釣り座で有利不利はあるけれど、
早く着く為に寝不足になったり道中を急ぐよりは安全が第一位。
人気の山下丸はいつも人が多く、
片舷10人くらいの胴の間になるのですが、
今回は左舷ミヨシと右舷トモが空いています。
今日は午前は下、午後は上潮、
北風がまり強くなさそうなので、午前はトモ、午後はミヨシに流れるのではないか。
今日はどっちに流れますか?
「半分づつですね」
それなら午後の上潮を狙ってミヨシにします。

有利不利はあるけれどと簡単に書きましたが、
大きな群れの魚はともかく、数が少ないカワハギは、
先にポイントに入る方が有利なのは間違いありません。
午前中は我慢して、
日光に照らされて水温が上がる午後の上げ潮に期待する作戦です。
(ただ外洋から冷たい潮が入ると水温が下がる可能性も・・・)

山下丸にサイトによるとこの日の水温は13度、
カワハギは15度以下だと極端に食いが悪くなると言われているようなので厳しい状況でした。

結局片舷6人、反対側も同じくらいで出船
初めのポイントは久里浜沖、久里浜と竹岡の中間あたりでしょうか。

今日は、メタリア カワハギ MHH-175-2を持ってきました。
このところ柔らかい竿が流行っているカワハギ。
トレンドに乗ってS/MH-175を使っていましたが、
錘が30号になるとかなり大きく竿を動かさないと、仕掛けが動いていないような気がしました。
MHH-175は91調子、82調子のMH-175が1444だから、1455なのかな。
誰が見ても厳しい状況で硬調竿を使うのはリスキーだけど。
前回まで集魚版や中錘を入れていなかった仕掛けは、2号相当の集魚板を入れました。
前回食いが悪い時に有効と言われるハリス10cmの針で効果が薄かったので今回は6cmの吸わせ7.5号
根の無い竹岡沖なのでキャストを意識して防水型の錘。
宙釣りが向いている91の竿に集魚板を付けた底を意識した釣りだけどどうだろう。

着底したらすぐに1mほど上げて先ガイドが動かない程度に穂先を揺らす。
ゆっくり着底させて糸緩めて間を置く、また1m上げて揺らす。
暫くはエサがとられない状態。
キャストしてみるけど錘と集魚版が回転して、
あまり飛ばないから錘がすぐに船下に来てしまう。
3回くらいしかアオル事ができません。
それでも練習なのでキャスト、キャスト、疲れるとそのまま落とす。
根がない事を確認して、少しずつ底で待つ間を長くする。
すると、エサが取れれました。
アタリが分からなかった。
もしかしたらキャストで外れたかもしれないか。
今度は錘を少し浮かせて待つ。
エサが残ってきました。
やはり底なのか。
底から50cmくらいで揺らして、ゆっくり降ろす、待つ間を少し短くする、少し底を切る、50cm上げる。
繰り返していると、底に着いた瞬間、ガガガというアタリ、聞き合わせ、掛かった!

200208-080038_R.jpg
1枚目です。
8時くらい

厳しい状態で一枚釣れて気持ちが楽になりました。


有効な誘いを探しながら8時半に2枚目

しかし後が続かず、竹岡沖に移動。

暫く釣れない時間が続きます。
竹岡だというのに根掛かりして錘をロストした妻は、
誘い下げを続けて2枚、
追いつかれてしまった。

多くないけれど、底に錘を置いて待つと時々アタリがある。
でも聞き合わせても掛からない。
今までだとなぜ掛からないのかと落ち込んでくるところですが、
このアタリはトラギスだと割り切って、すぐに錘を付けて仕掛けを揺らす。
すると、揺らしている竿先になにか違和感があります、
揺らしているリズムと違う動きがある、
すぐにビビビビという振動、
船の振動が伝わっているのかと体を船べりから離す、
いや、まだ振動がある。
すると、掛かった!

200208-095308_R.jpg
3枚目

へー、こんな硬い竿でもティップにアタリ違和感が出るんだ。

キャストして竿をあおると重くなりました。
なんだ?
結構な抵抗感、ゴソゴソ動くから海藻や岩ではないようです。
見えたのはフグ、しかもヒレにスレ掛かり。
外れてくれないかなと思いながら引き抜き。
「それトラフグじゃないの?」
「すぐ船に入れる!」

200208-101243_R.jpg
そうかなー
ショウサイフグじゃないの?
「船長に聞いてきな!持って帰っていいかも!」

船長に確認するとトラフグでした。
免許のある知り合いの店に持って行くので持ち帰りもOK

200208-101310_R.jpg
尻ヒレ(尾ビレじゃありません)が白いのはトラフグ、黒いとカラスフグ

そのうち、アタリがあって真ん中のエサだけ取られるようになりました。
アタリに掛けに行けるかと真ん中をハゲ針に変更。
上のエサがとられたので上もハゲ針に変更。
しかしこの作戦は上手くきませんでした。

潮どまりを迎えて全くアタリがなくなりました。
船が流れていないので、1mくらい竿を下げて仕掛けを這わせるイメージ。
すぐにアタリがあったけどトラギス。
さらに早く仕掛けを寝かせるために、真ん中のビーズの下に2号の錘を追加。
しかしトラギスしか釣れません。
寝かせる時間を変えてみるけど効果なし。

アタリが少ないので、
幹糸に集魚剤(寄せ魂)を入れて上針の上に来るようにしました。
すると、この日初めて上針にかかりました。
4枚目

集魚剤効果か棚が上がっているのか。
確かめるために50cmから1m上げて止めてみますがアタリはなし。
底に置いてみると、真ん中針に着ました。
5枚目

やはり底しかない。
底を意識して叩きの釣と止めにします。
着底、50cm上げて揺らす、ゆっくり下げる、着底させて間を置く、叩く、間を置く

錘が底をきらないくらい
錘が立つ
錘が底を離れるくらい
のしゃくり
早い叩き
色々試しましたが、明確なパターンはなく、釣れる時は割と早く釣れます。
6枚目

着底後すぐにものすごいアタリがあって、
かなりの抵抗がある魚
途中でふと軽くなることもカワハギらしかったのですが、針を切られてバラシてしまいました。
これは大きかったかも、ただ切られたからフグかな。

200208-125823_R.JPG
13時
7枚目

200208-131123_R.JPG
13時10分
8枚目

その後アタリはあったものの掛けられず、8枚で終了。
結果として上げ潮があまり流れず、
しかも右舷側に流れたのでそれほど有利にならなかったのですが、
しかし、なんと竿頭となりました。
妻は6枚で二番手(4人)



帰りの御稜威橋は本当にギリギリ

200208-145846_R.jpg
え、これ通れるの?

200208-145849_R.jpg
おーギリギリ舳先が通った

200208-145853_R.jpg
ミヨシだと頭を下げないとぶつかります。

200208-175418_R.jpg
本日の釣果
カワハギ14枚

200208-210735_R.jpg
トラフグは身欠きにしてもらいました。
卵巣は絶対食べてはだめですが、白子は食べられる。
オスかメスかどっちでした?
「まだ子供だから白子も卵巣もなかったよ」
・・・可哀そうな事したな。

薄造りと鍋にしましたが、小さくても本当に美味しい。
トラフグ釣りに行きたくなってきた。

200209-115634_R.jpg
これは山下丸で竿頭になるともらえるステッカー。
まさか竿頭になれるとは思わなった。
ジワジワ嬉しいです。



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