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真夏のエギタコ 横内丸 [船釣り]

データ


於:金沢漁港 横内丸
日:2019/8/31
時:7:30-13:00
同行:妻

道具


エギタコX 180
フネXT 150P PE4号 フロロ10号
レッツライド 3.5号 ホワイト・イエロー・オレンジ・グリーン
蛸墨族 ホワイトグロー・ミドリエビ  
ハリミツ 船タコ ツインスイベルM
六角錘30号


オクトパスゲームエアーK OGAK18M
フネXT 150P PE4号 フロロ10号

釣果


マダコ10 (リリース2)
妻 マダコ7(リリース1)
二人で8kg

今回の準備


前回のタコを食べ切ったころ、またタコに行きたいを言いだす妻
しかしあなた、来月は日曜の全てが休日出勤で、
連休二回がぶった切られているというブラックな勤務でしょ。
前回のタコの準備に掛かりすぎているし・・・
「タコ行きたかったのに!」
31日しかないか。

前回のリールは大きすぎました。
もう少しコンパクトなリールでもよさそう。
コンパクトでドラグ力5kgなので少し不安があるけれど、
フネXT 150PにPE4号を100m巻きました。

前回折ってしまった妻の竿は修理、私は中古で見つけたエギタコXにしました。
前回ティップが柔らかすぎると感じたタコエギ BB S175に比べると、いくらか固いティップです。
大きな違いは、ティップ部分のガイド

1213.jpg
上 エギタコX
下 タコエギ BB S175
エギタコXの方がガイドの数が多くなっています。
その分、ティップの追従性が良いだろうと考えました。

問題はタコエギ
前回は20本もロストしてしまったので、快適船タコエギや蛸墨族(1個800円以上)を揃えるわけにもいかない。
ネットで見つけた1個250円のレッツライドを20本購入。
それでも前回の1/3以下です。
しかし、それだけだとアピール不足かもしれない。
そこで、パワーブレードを購入。

2019-09-01 15.08.47.jpg
取付に困りましたが、真ん中のカンナに潰したスナップリングを通して、
ビニールチューブを切って止めました。

私が必死でローコストの工夫をしているのに、
釣り前日に妻宛てにアマゾンから届いた荷物から出てきたのは蛸墨族(1個800円以上)。
いいけどさーロストしないようにしないとねー

忘れてはいけないのはタコを入れるネット。
洗濯ネットがいいらしいけど、慌てているときにファスナーを開けられるろうか。

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今回は紐で縛るネットにしました。

問題はスイベルです。
ツインスイベルが売り切れで手持ちの3個しかありません。

前回タコ・アジだった横内丸は翌日のお祭り準備の為にタコのみで13時上がり
9月からは客の要望でタコのみになるようです。
アジがあるのは気分転換とお土産保険になってよかったのに。

本牧や山下で一日船、金沢漁港ではショート(13時まで)と半日の船が出ていますが、
混雑が予想されるし、乗った事がない船なので何時に行けばいいか想像がつきません。
妻が同行するので並んで座れないと困るので、
今回も抽選で席が決まる横内丸にしました。


状況は厳しくなっているような気が・・・


今年はタコが絶好調なので休日はどこの船も満員のようです。
今回は席決め抽選に間に合うように早く出たら、5時半くらいについてしまいました。

190831-054120_R.JPG

6時にトランプを引いて抽選、残っていた数枚の一つを引いたら2番でした。
くじ運がないのにこんな事もあるんだ。
左舷トモにしましたが、トイレの前なので時々臭い・・・

8月になり横浜が解禁になって、
釣り場が近くなり、根掛かりも少くなったようですが、
開始時間が8時ということで出船まで一時間半くらいあります。
船宿の前も日陰じゃないし、
船から降りると満員の座席を移動しなかればならないので、
みな釣り座で出船を待っていました。

7時半くらいに出船
船はゆっくりと幸浦沖へ

岸からだいぶ離れていますが、背のようで水深は20mないくらい。
根掛かりは無いというけれど、半信半疑なのでエギ一本でスタート。
周りの人たちは、エギ2個や3個にタコベイトやら吹き流しやら装飾も豊富。
スプレーをかけている人もいる。

確かに根掛かりはないけど、アタリもない。
船内も反応なく、早々にパタパタと釣れた前回とは違う感じです。
それでは、とエギ2個にチェンジ、エギはオレンジとホワイト。

一時間ぐらいたったでしょうか、キャストして誘っていると、重みが乗りました。

190831-080703_R.JPG
小さい・・・
でも船中一杯目だったらしい。
とてもこんなサイズと思えないくらい重かったんだけどな、
足開いて上がってくるからなか。

リズムに乗っていきたいところですが、
バックラッシュでラインを10mほど切ってリーダーを繋ぎ直し。
余り糸を切ろうとしたらラインを切ってしまい、またリーダーを繋ぎ直し。

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1杯目から45分後くらいに2杯目
これもかなり重かったんだけど、それほど大きくない。
2杯でやっと1kです。

流し替えでタコの様子を見てみると
あれ!1匹いない!
飾り玉で閉めていたネットの口を開けて脱走したらしい。
どこ行ったタコ!
「あ、あれじゃない!」
妻の言う方を見てみると、反対側の席の下の角に隠れているタコ発見。
これは紐を縛らないとダメだ。

タコは辺りかまわず張り付いて、少し目を離すと脱走しようとします。
船には排水口があり一応穴の開いたカバーがついていますが、
壊れている隙間から潜り込まれたらサヨウナラ。
ところが、ネットの紐を縛っていると、紐をほどく間タコを見ていられません。
紐は失敗だったか。

私が4杯くらい釣ったころ。
妻はまだ一杯も釣れていません。
乗っても掛からないとかバレたとか
それ根か貝殻じゃないのかな(この後貝殻が大量に登場する)
「やっときたー!」
あ、見えた、それはタコだね。
写真を撮ろうとカメラを用意していると
「あー!」
え、どうしたの?
「船体に張り付かれてバレた!写真なんかどうでもいいのに!」
それは言いがかりだ

一度エギをイエロー・グリーンに変えたのですがアタリがなく、
周りで釣れてた色がオレンジだったのでオレンジ・ホワイトに戻しました。

「今度こそ釣れたー!」

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僕も釣れた

190831-105906_R.JPG
これは重い!
と思ったら、貝殻を沢山抱いてきて、ボロボロと落ちる。
水面でかなり外れたので、これでも一部ですよ。

6杯になったところで潮止まりでアタリが遠のいてきました。
調子の出なかった妻も6杯
流し替えでふと足元を見るとタコが。
あれ、どこから逃げてきた?
「あなたのじゃないの?」
まさかーしっかり縛ったし。
1匹~,2匹~,3匹~,4匹~,5匹~・・・一匹足りない~
ほんの少し紐が緩んでいたので脱走していました。

もう残りは一時間くらい。
ふと思いついてカラーチェンジ、グリーンとホワイトの蛸墨族(1個800円以上)
すると一投目からアタリがあった!
これは重い!
見えてきたのは法螺貝のような巻貝でした。
水面で外れてくれた。
「中に小さいタコがいたよ!」
えー僕からは見えなかった。

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こんな小さなタコが貝を抱いてくる。

小ダコを2杯リリース、カラーチェンジに効果はあったけど、サイズが上がらない。
あと一匹でツヌケなんだけど。

ガシッ!急に重くなって動かなくなりました。
え?最後の最後に根掛かりか。
9時くらいに根掛かりしたときに、
バックラッシュしていたらしくラインのコブから切れてしまったので、
ツインスイベルがもうない。
なんとか外れないか・・・
「ここ、根掛かりなんてします?」
前回狂気のタコ釣りで20kgを釣った人が一つ向こうにいて
(タコじゃないの?)
と煽ってくる。
「でかいんじゃないの?」
隣のオジサンもニコニコ

船が流れないのでラインが引き出される事がないので、暫く耐えていると・・・
動く、こいつ動くぞ
しかもすごく重い、なんだこれは。

「タモいるんじゃないの?」
妻の声に隣のオジサンがタモを用意してくれました。

見えた!
あれ?
でかい石が二つも離れていく
そんなに大きくない

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タモ入れしていただきました

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それでも今日一番大きい。

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1.5kgありました。
他のタコと比べると足の太さが全然違います。

この1杯を最後に10杯で終了となりました。

港に戻ると、女将さんが冷やし中華を用意していてくれました。
「卵ちゃんと焼いてあるね、キュウリ細いね」
これだけの準備をするのは大変だと思う。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。

帰宅後、今日食べる分以外のタコは冷凍に。
まとめて袋に入れたらなかなか固まらなくて、一匹毎がよさそうです。

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夕食は、タコの刺身、アヒージョ、酢だこ。
もうタコ焼きなんてもったいなくて考えもしません。

タコはやっぱりタフ


今回は根掛かりがない代わりに(船中で)タコも少なく、前回とは全く違った釣りになりました。
キャストと貝や石を抱いてくるタコの重みで肩と腕が痛くなりました。

今年はタコの当たり年だと、船宿も雑誌も煽っています。
実際よく釣れているのですが、それでも段々少なくなってきたようで、
船内では5杯くらいが多かったでしょうか。
他の船を見ても20杯を超える人はいなかったようです。
それでも例年に比べればすごい数なのですが。

装飾やスプレー等工夫をする人が多かったのですが、
釣果には直結していないようです。
(前日はエギに豚油を巻いた人が良く釣れていたと船長が言っていましたが)
やはり重要なのは誘い(シェイク)が合うか合わないかになのだと思います。

私は、はじめは大きめに誘っていましたが、
トップガイドが動かないようにティップだけ揺らすような誘いにしてから釣れるようになりました。
ステイや空アワセはしていません。
ただ、他の人が底が(貝で)ごつごつしていると言っていたのに、
私には明確に誘いを止めないとわからなかったので、
錘が浮き気味だったのか、
貝をクリアするくらい、自分が思っていたより誘いが大きかったのかもしれません。

今回の誘いだと、タコが乗ったタイミングが分かるのは遅いのかもしれません。
1.5kgの時は、重いと思ったときには張り付かれて根掛かりだと思いました。
その前に根掛かりだと思った時はPEのコブでラインが切れてしまいましたが、
もしかしたらこれもタコだったのかも。
今回は、流れがなかったので粘って捕れましたが、
このままでは運がないと大蛸は捕れないと思います。

エギタコXはタコエギ BB S175に比べて操作がしやすいと思います。
しかしガイド絡みが何度か発生しました.
タコエギ BB S175はほとんどキャストしていなかったので比べられませんが。

フネXTは、1.5kgのタコで石二個を抱いたタコでギリギリスプールが滑らずに巻けました。
ただもう少しパワーのあるリールの方が楽だと思います。

ハリミツ 船タコ ツインスイベルは、
他のスイベルと異なり錘が竿側にある構造が、
エギの接地に効果があったのではないかと思います。
根掛かりの少ない場所では有効かもしれません。
ただスナップが開いてエギをロストする事が私も妻も一回ずつありました。

誤算だったのはタコネット。
タコの監視をしながら紐をほどくのはかなり大変でした。
一回で塩噛みするかもしれないけど、
ファスナーの洗濯ネットの方が便利なのかもしれません。





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シゲ

タコ釣りって、色んなことがありますね。
洗濯用ネットは、良いアイデアーですね。
それでも、指が入ればこじ開けてしまうのかしら。
1,5キロのタコは重そうですね。そうとういつまでも食べれそうです。
スーパーのタコは、近海物がないので一度釣って食べてみたいですよ。♪
by シゲ (2019-09-03 15:53) 

evergreen

慣れていない事もあるのですが、
いろいろありますね。
閉まっているクーラーから手が出てくるくたいなので、
確かにファスナーも開けてしまいそうです。
by evergreen (2019-09-08 18:20) 

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